月1,000円以下でスマートフォンを使える時代に!

料金や通信速度、機能などから比較し、格安SIM選びをサポート

特定アプリのデータ通信量がカウントフリーになる格安SIMを比較

通常、スマートフォンやタブレットを使ってLTEでデータ通信を行えば、プランで既定(月間/日間)のデータ通信量を消費するわけだが、「カウントフリー」(ゼロレーティング)が採用されているSIMであれば、特定のアプリによるデータ通信が既定のデータ通信量を消費すること無く(カウントされること無く)利用することができる。

対象アプリは各社で異なる。データ通信量が多く、利用頻度の多いアプリがカウントフリーの対象になっていれば、それだけお得度は高いだろう。

逆に言えば、本当にお得であるかどうか判断するには、対象アプリによるデータ通信量がどれだけあって、カウントフリーによってどれだけ節約することができるのかをキチンと把握しておく必要があり、なかなか難しい。

以下に具体的に例を挙げて解説しつつ、比較してみた。

BIGLOBEモバイル

サービス内容、品質ともに十分。堅実なサービス内容!

BIGLOBEモバイルは、KDDIグループとなったビッグローブが運営するMVNOのモバイル通信サービス。ロゴマークのキャラクター「びっぷる」がかわいい。プランは音声通話あり・なしでそれぞれ5~6種類から選ぶことができる。通話サービス「BIGLOBEでんわ」の通話定額オプションや、YouTubeを始めとするエンタメ系アプリがカウントフリーになる「エンタメフリー・オプション」などが提供されているのが魅力。明確なターゲットで堅実なサービスが持ち味だ。

「3ギガプラン」以上のプランなら、オプションの「エンタメフリー・オプション」が利用できる。対象はYouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotify、AWA、radiko.jp、Amazon Music、U-NEXT。これらのアプリで動画や音楽を読み込んだときの通信量がカウントされなくなるぞ(Apple Musicはビデオ再生を除く)。

動画や音楽はデータ量の大きいコンテンツなので、これらがカウントフリーとなればその効果は高い。

音声通話SIMの場合は月額480円、データSIMの場合は月額980円のオプション料金はかかるが、対象アプリのコンテンツを思いっきり楽しみたい方におすすめだ。

LINEモバイル

シンプルで実用的。LINEユーザーに最適の格安SIM!

LINEモバイル株式会社が提供するMVNOのモバイル通信サービス。LINEとの相性は抜群で、コミュニケーションアプリによる通信量がカウントフリーになるのが最大の特徴。LINEの年齢認証も可能で、ID検索も使えるようになる。月額500円から使えて安さも十分。格安SIM業界に新たな風が巻き起こりそうなサービスである。

カウントフリーはLINEモバイルの目玉機能。以下の対象アプリの通信量が(一部を除き)カウントされない。

「LINEフリープラン」ならLINE。

「コミュニケーションフリープラン」ならLINE、Twitter、Facebook、Instagram。

「MUSIC+プラン」ならLINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC。

テキストメッセージの送受信はもちろん、画像や動画の送受信、LINEによる無料通話やビデオ通話も対象だ。特に動画・ビデオがカウントフリーになるのは大きいだろう。

TwitterやFacebookでも最近は、タイムラインに動画が流れてくることも一般的になってきた。通信量の節約のために、動画の自動ダウンロードを設定でOFFにしている方もいるとは思うが、このSIMの「コミュニケーションフリープラン」であればその必要もなくなるぞ。

DMMモバイル

業界最安値水準に挑戦。機能も優れるイチオシのSIM!

DMMが提供するMVNOのモバイル通信サービス。MVNEがIIJであり機能的にもIIJmioによく似ている。低速通信時でも少しの間だけ高速通信になる「バースト機能」が強みの1つ。データSIM・通話SIMともに用意されており、データ容量に応じて細かく選べるプランはIIJmioを上回る豊富さがある。全プランで他社よりも安い月額料金に挑戦すると宣言し、業界を果敢に攻める格安SIMだ。

DMMモバイルのカウントフリーオプションは「SNSフリー」。対象アプリは「LINE」「Twitter」「Facebook」「Facebook Messenger」「Instagram」の5つで、LINEモバイルの「コミュニケーションフリープラン」とだいたい同じ。こちらもテキストメッセージの送受信、タイムラインの表示などが画像・動画を含めてカウントフリー対象となっているぞ。

LINEモバイルのカウントフリー機能がプランに付属しているのに対してDMMモバイルはオプション扱いであること(付け外しが簡単)、またDMMモバイルの方が高速データ通信量を細かく選ぶことができること、といったあたりがメリット。

DTI SIM

安さにこだわるMVNO。お得さではどこにも負けない!

DTI(ドリーム・トレイン・インターネット)が提供するMVNOのモバイル通信サービス。他社にあるサービスを、少し遅れて料金を安くして提供開始してくることが多いが、時にはユニークなサービスをリリースしてくることも。主なプランは、シンプルな月次プランおよびデータ無制限プラン。通話定額が使えるオプション「おとくコール10」や、新規契約者向けに割引された「でんわ定額プラン」「半年お試しプラン」が用意されているところも特徴。お得なキャンペーンも要チェック。

DTIからは現在のところ2種類がある。

1つ目は「DTI SIM ノーカウント」。このプランの特徴は特定のアプリのデータ通信量が1年間、既定の月間データ使用量に含まれないというもので、対象アプリはそう、「ポケモンGO」だ。ちなみに既定の高速データ通信量は5GB/月で、月額料金は1,220円(データSIMの場合)。

2つ目は「DTI 見放題SIM」。対象アプリはYouTubeとTwitter。公式のアプリまたはサイトで、YouTubeはページ表示や動画再生、Twitterやタイムライン表示やツイートなどがカウントフリーになるぞ。

どちらも既存プランとは別のプランとなっているため、カウントフリーの恩恵を受けるためにはこのプランを契約する必要がある。このあたり、BIGLOBEの「エンタメフリー・オプション」と比べると使い勝手が若干落ちるかも。

FREETEL SIM

圧倒的な安さのプラン。独自のSIMフリー端末も!

安さで勝負するMVNOのモバイル通信サービス。プラスワン・マーケティングから楽天に事業承継された「使った分だけ安心プラン」は月額料金299円から使えるという素晴らしい格安さ。段階制でもあり、データ容量を使った分だけ料金が上がる便利なシステムになっている。一般的な月次プランの「定額プラン」もあり。独自ブランドのSIMフリー端末を提供しているのが強みでありファンも多い。

FREETEL SIMも「通信量0円サービス」としてカウントフリーサービスを実施中(プラン料金は元々定額制か段階制なのだが、FREETELはどうしても0円と言いたいらしい)。

まずはメッセンジャーアプリ。LINE、WhatsApp、WeChat(微信)の一部のデータ通信が月々のデータ通信量にカウントされない。対象データはテキストメッセージ、画像、スタンプとなっている。段階制の「使った分だけ安心プラン」であれば料金が上がるのをある程度防ぐことができるかも。

そしてコミュニケーションアプリ。「定額プラン」の3GB以上のみだが、Twitter、Facebook、Messenger、Instagramの4つがカウントフリーの対象となる。

いずれもFREETEL SIMのすべての契約者が対象で、契約すれば自動的に適用されるのでその点は安心。

LinksMate

ゲームプレイヤーのためのSIM。ゲーム内特典をゲット!

サイバーエージェントグループでCygamesの子会社、株式会社LogicLinksが提供するMVNOのモバイル通信サービス。対象アプリによるデータ通信量を90%以上減らすことのできる「カウントフリーオプション」や、対象ゲームと「連携」してゲーム内アイテムを入手できる特典が用意されており、スマホゲームで遊ぶ方にぴったりの格安SIMだ

「カウントフリーオプション」はLinksMateの大きな特徴の1つ。かなり多くのゲームアプリ、コンテンツアプリが対象になっており、それらによるデータ通信を90%以上OFFにすることができるぞ。

まずゲームは以下の通り。CygamesだけでなくDMMやコナミ、マーベラスなどのタイトルも含まれているのがわかる。

  • 茜さすセカイでキミと詠う
  • あんさんぶるスターズ!
  • 一血卍傑-ONLINE-
  • ウチの姫さまがいちばんカワイイ
  • オルタナティブガールズ
  • オルタンシアサーガ
  • ガールフレンド(仮)
  • グランブルーファンタジー
  • グリモア~私立グリモワール魔法学園~
  • 剣と魔法のログレス いにしえの女神
  • 戦闘摂理解析システム#コンパス
  • 三国ブレイズ
  • 実況パワフルサッカー
  • Shadowverse
  • ジョーカー~ギャングロード~
  • 戦国炎舞 -KIZNA-
  • 千年戦争アイギス A
  • 刀剣乱舞-ONLINE- Pocket
  • バンドリ!ガールズバンドパーティ!
  • Black Rose Suspects
  • ポコロンダンジョンズ
  • みんゴル
  • 夢王国と眠れる100人の王子様
  • 妖怪ウォッチ ぷにぷに

コンテンツアプリは以下の通り。動画や音楽を楽しめるアプリまで入っているのがGOOD。

  • AbemaTV
  • AWA
  • OPENREC.tv

SNSは以下の通り。

  • Twitter
  • Facebook
  • Instagram

この他、AppStoreやGoogle Playでも上記アプリのダウンロードやアップデート、決済処理がカウントフリーとなる。

「カウントフリーオプション」の月額料金は500円。LinksMateを契約するならぜひつけておきたいオプションだ。

OCN モバイル ONE

格安SIMの本命。OCNブランドの安心感!

NTTコミュニケーションズが提供する、MVNOの通信サービス。高いシェアを誇る有名プロバイダだけあって、この格安SIMも優れたサービスとなっている。プランは高速通信ができるものを含めた5種類から選ぶことができ、光サービスの「OCN 光」やIP電話の「050 plus」との組み合わせもGOOD。容量追加やSIMカード追加など、多くのオプションがあるのも魅力。今後さらに利用者が増えそうな、格安SIMの本命の1つだ

OCN モバイル ONEはカウントフリー機能の先駆けだ。対象サービスはNTTコミュニケーションズが提供しているIP電話の「050 plus」、オンラインストレージの「マイポケット」、それにOCN モバイル ONEアプリで、これらのアプリによるデータ通信が月間のデータ通信量にカウントされない。

「050 plus」のデータ通信量は、毎日1時間通話したとして450MBほどである模様。仕事などで頻繁に利用する方なら少し気になる程度の量だろうか。

それよりも「マイポケット」の方がメリットが大きいだろう。大容量のファイルを送受信してもデータ通信量を気にしなくて良いというのはありがたい。