月1,000円以下でスマートフォンを使える時代に!

料金や通信速度、機能などから比較し、格安SIM選びをサポート

FREETEL SIMのポイントと評価・評判

※本ページではアフィリエイト広告を使用しています。

※FREETEL SIMは新規受付を終了しました。

圧倒的な安さのプラン。独自のSIMフリー端末も!

安さで勝負するMVNOのモバイル通信サービス。プラスワン・マーケティングから楽天に事業承継された「使った分だけ安心プラン」は月額料金299円から使えるという素晴らしい格安さ。段階制でもあり、データ容量を使った分だけ料金が上がる便利なシステムになっている。一般的な月次プランの「定額プラン」もあり。独自ブランドのSIMフリー端末を提供しているのが強みでありファンも多い。

回線docomo

FREETEL SIMのプラン

プラン名月額料金高速通信容量回線
使った分だけ安心プラン データ専用329円~
5,357円
100MB/月~
20GB/月
docomo
使った分だけ安心プラン 音声通話付 1,099円~
6,127円
100MB/月~
20GB/月
docomo
定額プラン データ専用 1GB549円1GB/月docomo
定額プラン データ専用 3GB990円3GB/月docomo
定額プラン データ専用 5GB1,672円5GB/月docomo
定額プラン データ専用 8GB2,354円8GB/月docomo
定額プラン データ専用 10GB2,717円10GB/月docomo
定額プラン データ専用 15GB4,048円15GB/月docomo
定額プラン データ専用 20GB5,357円20GB/月docomo
定額プラン データ専用 30GB7,678円30GB/月docomo
定額プラン データ専用 40GB10,340円40GB/月docomo
定額プラン データ専用 50GB12,980円50GB/月docomo
定額プラン 音声通話付 1GB 1,319円1GB/月docomo
定額プラン 音声通話付 3GB 1,760円3GB/月docomo
定額プラン 音声通話付 5GB 2,442円5GB/月docomo
定額プラン 音声通話付 8GB 3,124円8GB/月docomo
定額プラン 音声通話付 10GB 3,487円10GB/月docomo
定額プラン 音声通話付 15GB 4,818円15GB/月docomo
定額プラン 音声通話付 20GB 6,127円20GB/月docomo
定額プラン 音声通話付 30GB 8,448円30GB/月docomo
定額プラン 音声通話付 40GB 11,110円40GB/月docomo
定額プラン 音声通話付 50GB 13,750円50GB/月docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

※iPhone/iPad専用プランもあり

※端末とのセット購入も可能

初期費用

初期手数料:3,000円
docomo SIM発行料:394円

SMSオプション

月額基本料金:140円

かけ放題オプション

  • 1分かけ放題:月額299円
  • 5分かけ放題:月額840円
  • 10分かけ放題:月額1,499円

通信制限

OSやアプリごとに回線を最適化

時間帯で速度制限がかけられるとの情報もあり

FREETEL SIMのおすすめポイント

  • 月額299円から使える圧倒的な安さ。
  • 便利な段階制プラン。
  • 最短で当日に発送。
  • 独自ブランドのスマートフォン端末が充実。
  • LINEトークなどのアプリの一部通信料が無料に。
  • iPhone/iPad向けプランならApp Storeでの通信料も無料。
  • かけ放題アプリ「FREETELでんわ」で通話料節約。

FREETEL SIMの気をつけたいポイント

  • 短期間でMNP転出すると手数料が高い(「音声通話付」の場合)。
  • 端末とセットのプランには落とし穴が見受けられる(他社より端末代が高い等)。
  • OSやアプリで回線の最適化が行われる。
  • 誇大広告に注意が必要。

FREETEL SIMの特徴、他社との比較

ネットの利用が少ない方なら素晴らしい安さに!

「使った分だけ安心プラン」は、データ専用であればなんと299円から、音声通話付きでも999円からという圧倒的な月額料金の安さが最大の魅力。スマホの料金もついにここまで来たか、といった感じだ。

月額料金は6段階の段階制になっており、使ったデータ容量に応じて毎月自動的に決まる。データ専用の場合、その内容は以下の通りとなっている。

  • 100MB/月まで:月額299円
  • 1GB/月まで:月額499円
  • 3GB/月まで:月額900円
  • 5GB/月まで:月額1,520円
  • 8GB/月まで:月額2,140円
  • 10GB/月まで:月額2,470円
  • 15GB/月まで:月額3,680円
  • 20GB/月まで:月額4,870円

そして音声通話付の場合は700円がプラスされて、以下のようになる。

  • 100MB/月まで:月額999円
  • 1GB/月まで:月額1,199円
  • 3GB/月まで:月額1,600円
  • 5GB/月まで:月額2,220円
  • 8GB/月まで:月額2,840円
  • 10GB/月まで:月額3,170円
  • 15GB/月まで:月額4,380円
  • 20GB/月まで:月額5,570円

20GB/月を超えて利用する場合、通信速度が200kbpsに制限される。

最も安い段階で使えるデータ容量は100MB以下となっており、結構少なめではあるが、それほど頻繁に外でネットを利用することの無い方であればこれだけの容量におさまる場合も多いだろう。ちょっとメールやTwitterするぐらいならほぼ問題は無いはず。

メインのスマホで使えば、今までの大手携帯電話会社に比べて通信費の大幅な節約になるはず。また2台目での利用にも適していると思う。

逆に、うっかりデータ容量を使いすぎてしまうと、思った以上に月額料金を支払うことにもなるので気をつける必要がある。そのため、常にデータ容量の節約を意識して使うのが良いだろう。

当月にどれだけデータ容量を使ったのかはマイページ上で確認できるが、確認のたびにマイページを開かなければならないのは少々面倒なところ。できればアプリで確認できるようにして欲しいところだ。

また機能として「節約モード」も用意されている。これは高速データ通信を使うかどうかをON/OFF切り替えできるスイッチのことであり、OFFにすることで高速データ通信の容量を消費することなく通信速度200kbpsでの通信が可能になる。こまめに切り替えるようにすれば月額料金の支払いを低く抑えることができる。

少量から特大容量まで選べる、月次の定額プラン!

以前は「使った分だけ安心プラン」1つだけという思い切ったプラン構成だったFREETELだが、やはりそれではキツかったのか、一般的な月次プランも新たに加わった。

1GB/月、3GB/月、5GB/月、8GB/月、10GB/月、15GB/月、20GB/月、30GB/月、40GB/月、50GB/月という10種類のデータ容量から選ぶことができる。

注目すべきは、1つ目は1GB/月の料金の安さ。データ専用SIM、音声通話付SIMともに、低価格で勝負するDMMモバイルやDTI SIMにも負けない水準だ。

2つ目は特大容量のプランが用意されていること。他社サービスにも20GB〜30GB/月のプランは増えてきているが、FREETELの最大50GB/月という量は圧倒的。

かけ放題アプリも登場。通話料金も安くできる!

かけ放題アプリ「FREETELでんわ だれでもカケホーダイ」も登場し、ますます便利になった。FREETELのSIM契約者に限らず、誰でも利用することができる。

「かけ放題プラン」として「1分間かけ放題」「5分間かけ放題」「10分間かけ放題」の3メニュー、「通話半額プラン」として「いつでも半額」の1メニュー、合計で4つのメニューの中から選べる。

「1分間かけ放題」は月額299円、「5分間かけ放題」は月額840円、「10分間かけ放題」は月額1,499円。これらを利用すれば、国内通話であれば電話をかけてから既定の時間は通話料がかからなくなる。つまり既定の時間以内であれば、何回かけても定額というわけだ。

規定の時間を超えて通話した場合も、通話料が通常20円/30秒のところを10円/30秒と半額にしてくれるぞ。

5分間のかけ放題サービスは多くの他社サービスでも提供されているが、1分間や10分間というのは他社にはあまり見られないものとなっておりナイス。

もう1つの「いつでも半額」は、かけ放題無しで、通話料の半額のみが使えるメニューである。こちらを選んだ場合は月額料金はかからない。

カウントフリー機能も特徴!

「データ通信量0円サービス」はいわゆるカウントフリー機能で、これもFREETEL SIMの特徴の1つ。対象アプリは他社サービスに比べて多めだ。

まずはLINEトーク、WhatsApp、WeChat(微信)。これらによるテキストメッセージ、画像、スタンプ、絵文字の通信についてデータ通信量がカウントされない(スタンプはダウンロード時を除く)。

さらに「定額プラン」の3GB以上の限定で、Twitter、Facebook、Messenger、Instagramも対象となる。タイムラインの表示やテキストの投稿、画像・動画の送受信までカウントフリーとなる。

どれもFREETEL SIMを契約すれば自動的に適用され、追加料金などはかからない。アプリを時々使う程度ではカウントフリーの効果は薄いかも知れないが、ヘビーユーザーの方にはうれしい仕様に違いない。コミュニケーションをいっぱい楽しもう。

iPhoneユーザーの方は、iPhone向けプランがおすすめ!

iPhone/iPad向けのプランとして「使った分だけ安心プラン for iPhone/iPad」が存在する。月額料金や通信速度などの基本的なスペックは全く同じとなっており、違いは1点だけで、それはApp Storeでアプリのダウンロードやアプリ検索を行ったときのパケット利用料が無料になるという点である。

特にアプリのダウンロードは、スマートフォンを使っていくうえで最も大容量の通信が必要になるシーンの1つである。これまでLTE通信でのダウンロードに抵抗があった方も、これならダウンロードし放題になるので、いろいろなアプリを思いっきり使えるようになるに違いない。友人に勧められたアプリをその場でダウンロードして一緒に楽しむこともできるだろう。

独自ブランドの本体端末がセットに!

FREETELと言えば、SIMフリーで安価なスマートフォン端末を販売していることでも知られているサービスである

「MIYABI」「REI」「KATANA」「KIWAMI」のように日本語から取った名前が付けられているのが特徴だ。端末はプラスワン・マーケティングで開発したものもあるし、海外製のSIMフリー端末をベースにしたものもある。30,000円前後のハイエンドモデルから、10,000円を切るようなエントリーモデルまで取り揃えられている。

どれもSIMフリー端末なので、将来的に他社の回線に変更することがあっても、端末自体は末永く使うことができる。愛着を持って使い続けたいという方にはぴったり。これからスマホを始めてみたいという方にも良いだろう。

なお、SIMカード・端末・かけ放題などがセットになった「スマートコミコミ+」もあるが、これは端末代が非常に高く設定されているなど落とし穴があるため避けた方が無難。端末は単品で買った方が良い。

最短で当日発送!

販売サイトから申し込んだ後、最短で当日に発送するという速さもウリとなっている。

開通までの時間は、何にせよ早いにこしたことは無いものである。もちろん申し込みが多いときや、遠方などの場合は配送に時間がかかることもあるだろうが、仕事や急な用事ですぐにSIMが必要になった場合には特に心強いだろう。

通信品質に自信あり!?

FREETEL SIMでは「帯域に利用者を過剰に詰め込みません。重要なアプリは優先してつなぎます」と最高通信品質を謳っている。OSやアプリで通信の最適化を行うとのことである。

通信の最適化の具体的な内容は公式には明らかにされていないが、多くのユーザーにより調査が行われている。そのユーザーが口を揃えて言う内容は「時間帯によって速度制限がかかる」こと、そして「速度制限がかかると画像や動画の読み込みが特に遅くなる」こと

画像はWebサイトの閲覧などで日常的に読み込みが発生するし、動画については現在のトレンドとも言える分野である。これら2つについて制限がかかってしまうということは、それだけ広い範囲のユーザーに影響が及んでしまうということである。

また、通信速度の計測に使われるスピードテストアプリでは非常に良い数値を確認することができても、実際にWebサイトにアクセスしたりすると体感の読み込み速度がそれほど早くないようで、そのせいで「スピードテストアプリの計測時のみ高速化しているのでは」という疑いの声も聞かれる。

ただ回線増速が定期的に行われており、行われた後は通信速度が改善するという報告が見られる。こちらは一定の効果は上がっているようだ。

FREETEL SIMの評判・評価

新サービスのリリースが数多く行われており、チャレンジ精神にあふれたサービス。現在の業界シェアは上位では無いものの、実店舗での販売にも力を入れており、幅広い層のユーザーを増やしているようだ。

しかし、スピードテストアプリの件など、以前からサービススペックをユーザーに誇大にアピールする傾向があり、ネットではよく指摘されていたが、ついに2017年4月にはメディアでも取り上げられてしまった。

セットプランの「スマートコミコミ+」は、公式サイトでは「月額999円〜」と一見お得に見える。しかし、それは特定の端末を選択した場合のみであること、しかも他社と比べて端末代が非常に高額なこと(かつ、その金額が小さい文字でしか書かれていないこと)、端末が実質的な「3年縛り」になっていることなど、数々の落とし穴があることがITmediaにて取り上げられた(詳細は 「縛り一切なし」をうたうFREETELの999円プラン、端末価格で3年間の“実質縛り” (1/2) – ITmedia NEWS を参照)。

さらにその数日後には、合理的な根拠なく「業界最速」「シェアNo.1!」などと不当な表示があったとして、消費者庁から措置命令を受けた(詳細は FREETELが景品表示法違反 消費者庁が措置命令 – ITmedia Mobile を参照)。この件はNHKでもニュースとなった。

ついに2017年11月、MVNO事業は楽天に事業承継された。MVNO事業は大幅赤字だったとのことである。振り返ってみれば、ユーザーを蔑ろにするようなことをせざるを得ないぐらいに追い込まれていたと言うことなのかも知れない。

そんなFREETEL SIMだが、SIM単体であれば「使った分だけ安心プラン」の安さはピカイチ。ただ通信品質には過度な期待はしないでおこう。またキャンペーンが行われている場合はその内容にも落とし穴に注意するべし。

おすすめ度★★★
スポンサーリンク