月1,000円以下でスマートフォンを使える時代に!

料金や通信速度、機能などから比較し、格安SIM選びをサポート

UQ mobileのポイントと評判・評価

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※この記事は古くなっています。

KDDIグループの会社が運営する、注目の格安SIM!

WiMAXでも知られるUQコミュニケーションズが提供するMVNOのモバイル通信サービス。 2023年6月にリリースされた「コミコミプラン」は10分かけ放題がセットになったプラン。他に光回線とセットで大きな割引を得られるプランもある。データ容量の翌月繰り越しができる点が大手キャリアには無いメリット。かけ放題のオプションも強力。通信品質の高さでも評価が高く、実効速度は格安SIMの中でもトップクラスと言われている

回線au

UQ mobileの料金

プラン

プラン名月額料金高速通信容量回線
トクトクプラン 2,277円~
3,465円
1GB/月~15GB/月au
コミコミプラン 3,278円20GB/月au
ミニミニプラン 2,365円4GB/月au

※表は横スクロールしてご覧ください。

※端末とセットで購入も可能

初期費用

SIMパッケージ料金:3,300円

SMSオプション(データ通信専用SIM向け)

標準で提供

かけ放題オプション

  • かけ放題(24時間いつでも):月額1,870円
  • かけ放題(10分/回):月額770円
  • 通話パック(60分/月):月額550円

通信制限

直近3日間の合計通信量が6GBを超えた場合、通信速度が制限される場合あり

UQ mobileのおすすめポイント

  • 通信品質の高さで評判が良い。
  • 家族で使えば割引になる「UQ家族割」。
  • 「スマホプランR」は低速通信でも最大1Mbps。
  • 「データ無制限プラン」もある。通信速度は最大500kbps。
  • 国内通話がかけ放題になるオプションあり。
  • KDDIグループの会社が運営。
  • 公衆無線LANサービスのオプションもあり。VPNによりセキュリティを確保。

UQ mobileの気をつけたいポイント

  • プランのバリエーションが少ない。
  • 無制限プランでも直近3日間の通信制限が行われる場合あり。

UQ mobileの特徴、他社との比較

すっきりしてわかりやすい「スマホプラン」!

プランリニューアルにより「スマホプランS」「スマホプランR」の2種類となり、これまたシンプル。データ容量はそれぞれ3GB/月、10GB/月となっている。さらに「スマホプランR」の方は高速データ通信量を使い切った後も最大1Mbpsでの通信ができるようになった。SNSやゲームはもちろん、動画再生も低画質ならなんとかいけるレベルなので、多少通信速度が遅くてもたっぷりネットを使いたい方にとっては非常にありがたいプランでは無いだろうか。

契約期間や契約解除料が無くなったのも大きなポイントだ。「一度契約したら解約しにくい」といったことも無くなり、契約に対するハードルがぐっと下がった。

月額料金体系も整理されてすっきりしている。「契約から○○ヶ月間は△△円割引」なんていうややこしい割引制度も無くなり、期間にかかわらずずっと同じ料金で使えるようになった。以前から問題になっていた短期契約者と長期契約者での料金の不公平さも解消しておりGOOD。

実効速度も格安SIMとしては非常に速いと評判だ。ネット上の口コミによれば、回線の空いている時間帯の高速通信なら30〜50Mbps以上、時にはそれ以上出ることもある模様。混雑時間帯でも20~50Mbpsぐらい出ているようだ。

これは数値的には他社SIMの2倍ぐらいに相当する。キャリアの速度ほどでは無いものの、この速度は圧倒的だ。「格安SIMは速度が遅い」というイメージをお持ちの方は、ぜひこのUQ mobileを使ってみて欲しい。そのイメージがひっくり返るに違いない。

家族割が使える!

「UQ家族割」があるのもUQ mobileの特徴。「スマホプラン」で利用することができ、これを使えば子回線(=2台目以降)の月額料金が550円割引となる。最大9回線まで対象にできる。

一緒に住んでいるご家族はもちろん、単身赴任など離れて住んでいるご家族でも証明書(戸籍謄本など)を提出することで「UQ家族割」を適用できるのでありがたい。ちなみに同一名義で複数回線を契約している場合でもOK。

元の月額料金がやや高めのUQ mobileだが、家族みんなで使えばトータルの月額料金を他社SIMよりも安く抑えられるかも知れないぞ。

一通り揃った便利機能!

高速通信と低速通信の切り替え(ターボON/OFF)ができる「節約モード」や、余ったデータ容量の翌月繰り越し機能も健在。使い勝手の面でもdocomoのSIMと大差ない。

データ容量を追加購入できる「データチャージ」も利用可能。料金は100MBで220円、500MBで550円。データ容量が無くなってしまった後にどうしても高速通信が使いたい時に。

強力なかけ放題オプション!

かけ放題オプションは「かけ放題(24時間いつでも)」、「かけ放題(10分/回)」、「通話パック(60分/月)」の3つを用意

「かけ放題(24時間いつでも)」は、国内通話が何度でも何時間でも定額でかけられるようになる強力なオプションだ。月額料金は1,870円なので、単純計算してみると、30秒22円として1ヶ月に42.5分以上、30秒11円として1ヶ月に85分以上かければ元は取れる。

「かけ放題(10分/回)」は10分以内の国内通話が何度でも定額でかけられるオプションで、月額770円。「通話パック(60分/月)」は1ヶ月の間に60分まで(30秒=22円として2,640円分)定額でかけられるオプションで、月額550円。どちらも他社に比べて一回り安くて◎。

3GB/月のデータプランや、500kbpsで使い放題のプランも魅力!

高速データ通信のみ使いたい方には「データ高速プラン」がある。データ容量は3GB/月までで、SMSを標準で利用可能なのがうれしい。SMSはメッセージのやりとり以外にも、アプリの認証などにも使えるため、あると便利な機能だ。

データ容量を気にすること無く使いたい方向けに「データ無制限プラン」もある。通信速度は最大500kbpsとなかなかの速度で通信が可能となっている。au回線の無制限プランを探している方には悪くない選択肢だろう。

ちなみに以前は音声付きプランもあったのだが、それらは新規受付終了してしまったため、現在受付が行われているのはデータ通信専用プランのみとなっている。

高いセキュリティを確保した、公衆無線LANサービス!

高速データ容量の節約には、アプリ「ギガぞう」を用いた公衆無線LANサービスが便利だ。「スタンダードプラン」と「フリープラン」の2つのプランがある。

「スタンダードプラン」の月額料金は通常509円〜550円(決済方法による)で、登録時にau IDで登録かつ「auかんたん決済」を利用すれば385円。Wi2が提供する全国約80,000ヶ所(2018年6月時点)のWi-Fiスポットを利用することができるほか、セキュリティの弱いWi-Fiスポットに接続する際にVPN(Virtual Private Network)を用いることにより、十分なセキュリティを確保した安全な通信が可能になる。

それに加えて、LTE通信時にデータの圧縮を行う機能も付属している。画像や動画などを受信するときに自動的に圧縮がかかる、いわゆる「通信の最適化」と同じことを行う機能である。この機能は「ギガぞう」アプリ上でON/OFFが可能となっているため、不要な方はOFFにしておけばOK。どれくらい高速データ容量を節約できたのかは「ギガぞう」アプリ上で確認することができ、効果が目に見えるのがGOOD。

もう1つの「フリープラン」は、「Wi2 300 ベーシックエリア」に相当するWi-Fiスポットのみ利用可能になるプラン。月額料金は無料。ちなみに最初から「フリープラン」にはできず、まず「スタンダードプラン」を契約してから「フリープラン」に変更する必要があるのでちょっと面倒。

「スタンダードプラン」には最大4ヶ月間の無料期間があるので、試しに使ってみて感触を確かめるのも良いだろう。

「Try UQ mobile」で、無料で気軽にお試し可能!

特に格安SIMを今まで使ったことの無い方は、使った感じはどんなものなのか、自分のよく行くエリアで快適につながるのか気になるところだろう。そんな方には「Try UQ mobile」がおすすめだ。このサービスを利用すれば、UQ mobileを15日間無料でお試しができる

端末も一緒にレンタルできるので、今持っていない方も大丈夫。なおプランはデータ通信専用の「データ高速プラン」となり、音声通話は行えないのでご注意を。試せるのは3GB/月の高速データ通信となる。

UQ mobileの評判・評価

KDDIグループの会社が運営しているというのが何よりポイントが高い。現時点においてユーザーの視点で見れば、最も品質の高い通信環境が望めるサービスの1つだろう。

MMD研究所の調査(2019年3月)では複数の計測方法でトップの通信速度となっている。つよい。口コミを見ても安定した通信速度が出るとの評判が良く見られる。通信速度を重視する方にはUQ mobileは第一の選択肢となるだろう(UQ mobileだけ高速になるように優遇されているとの噂もあるが…。→Business Insiderの記事を参照)。

業界シェアも急激に伸びているMMD研究所の動向調査(2019年9月)によるとOCNやIIJを上回り3位となっているぞ。KDDIグループの資金力を生かして、実店舗の拡大やテレビCMの放映を行うことにより、他の格安SIMがリーチできない層にリーチしているようだ。

おすすめ度★★★★★