月1,000円以下でスマートフォンを使える時代に!

料金や通信速度、機能などから比較し、格安SIM選びをサポート

1GB~2GB/月の高速データ通信量を使える格安SIMを比較

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高速データ容量は、少量でもあれば何かと役に立つものだ。毎日のメール確認がスムーズに行えるし、他にも、たまに外出先でメールの添付ファイルをダウンロードしたくなったり、地図を見たくなった時などに威力を発揮する。

ここでは、高速通信が月1GB~2GB使えて、なおかつ月額料金において格安さを誇るSIMカードを紹介しよう。

自分のスマホの使い方を踏まえて、ある程度の余裕をつけつつ容量が足りるところを選ぶのが節約のコツとなるだろう。

各SIMの比較・解説

IIJmio

優れたプランとサービス品質の高さで業界をリード!

IIJ(インターネットイニシアティブ)が提供するMVNOのモバイル通信サービス。読み方は「アイアイジェイ・ミオ」。音声通話機能のあるプランは「みおふぉん」という愛称で親しまれている。余ったデータ容量の翌月繰り越しやバースト転送機能など、かゆいところに手の届く機能をいち早く取り入れてきた。お得な2つの通話定額オプションも魅力的。柔軟性が持ち味の格安SIMだ。

プラン名月額料金高速通信容量回線
音声SIM 2ギガプラン 850円2GB/月docomo,au
音声eSIM 2ギガプラン 850円2GB/月au
SMS 2ギガプラン820円2GB/月docomo,au
データ 2ギガプラン740円2GB/月docomo
データeSIM 2ギガプラン440円2GB/月docomo
従量制プラン(SMS機能付き)528円~
4,730円
1GB/月~
20GB/月
au
従量制プラン(音声通話機能付き) 1,298円~
5,500円
1GB/月~
20GB/月
au

※表は横スクロールしてご覧ください。

2GBを使えてこの料金。こちらも大変お得だ。docomo回線とau回線を選べるのもポイント。

音声SIMとデータSIMは、物理SIMとeSIMを選べる。特にデータeSIMは物理データSIMよりも一段と安く使うことができる。対応端末をお持ちの方はぜひ。

外出先でのネット利用が少ない方(昼休みにTwitterをやるだけとか)でも、さすがに1GBじゃ足りないこともあるだろう。そこで2GBにすればデータ容量は2倍。わりと余裕を感じられるようになるかも。

LinksMate

ゲームプレイヤーのためのSIM。ゲーム内特典をゲット!

サイバーエージェントグループでCygamesの子会社、株式会社LogicLinksが提供するMVNOのモバイル通信サービス。対象アプリによるデータ通信量を90%以上減らすことのできる「カウントフリーオプション」や、対象ゲームと「連携」してゲーム内アイテムを入手できる特典が用意されており、スマホゲームで遊ぶ方にぴったりの格安SIMだ

プラン名月額料金高速通信容量回線
データ通信のみ 1GB385円1GB/月docomo
データ通信のみ 2GB418円2GB/月docomo
SMS+データ通信 1GB517円1GB/月docomo
SMS+データ通信 2GB550円2GB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 1GB 737円1GB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 2GB 770円2GB/月docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

ゲーム向けSIMのLinksMateが激安路線になってきた。

1GB〜2GBにおいての格安さはIIJmio以上であり、群を抜いている。もちろん最安クラス。

ただ、このデータ容量のプランだとゲーム特典が少ない。1GBプランではそもそもゲーム特典が無し。2GBプランでは連携可能数が1つで、初回の連携特典があるのみとなっている。なので特典目当ての方には少ないデータ容量のプランは不向き。単純に安いSIMを選びたいという方のが向いているだろう。

b-mobile/日本通信SIM

大手キャリアが安くなれば、MVNOはもっと安くなる!

日本におけるMVNOの先駆け、日本通信が提供するモバイル通信サービス。ユーザー目線で合理的な料金を実現することに心血を注ぎ、先頭を切って月額料金の値下げを実現させている。2017年にSoftBank回線の格安SIMが実現したのもこの会社からだ。他にもユニークな段階定額プランや、iPad用の激安プランなどが用意されている。プラン構成が変わることの多いサービスではあるが、常に試行錯誤を続けている証と言えるだろう。

プラン名月額料金高速通信容量回線
日本通信SIM 合理的シンプル290プラン 290円~
22,070円
1GB/月~
100GB/月
docomo
b-mobile 990ジャストフィットSIM 1,089円~
5,269円
1GB/月~
20GB/月
docomo・
SoftBank
b-mobile 190PadSIM データ通信専用209円~
3,608円
100MB/月~
15GB/月
docomo・
SoftBank
b-mobile 190PadSIM SMS付き352円~
3,751円
100MB/月~
15GB/月
docomo
b-mobile START SIM 1,518円1.5GB/月docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

「日本通信SIM 合理的シンプル290プラン」は音声通話付きかつデータ容量が段階制のプランで、1GBまでなら月額料金わずか290円と破格。2GB以降は1GBあたり220円ずつ増加する。

データ容量の上限設定ができるので、設定しておけばデータ通信でそれ以上の支払いが発生する心配が無くなるので安心だ。

ただし利用データ容量がその上限に達すると、アクセス制限がかかり、日本通信のウェブサイトおよびマイページ以外へのアクセスが一切できなくなるので要注意(2023年3月31日までは暫定措置として低速度で通信可能)。

安いだけあってデメリットがあるわけだが、理解した上で使うのであれば大変お得なSIMだ。

他には「b-mobile」もあるが、これは旧ブランドのようなものであり、今となってはやや割高となっている。

イオンモバイル

プラン数と低価格で勝負する、イオンの格安SIM!

イオンリテールが販売するMVNOのモバイル通信サービス。少ない容量から超大容量まで、幅広いプランの選択肢があり、安さも素晴らしい。最大5枚までSIMカードを使えるシェアプランも用意されているので、ご家族での利用も◎。店舗でもネットでも申し込みが可能で、イオンの全国200店舗以上でアフターサービスが受けられる安心感もある。

プラン名月額料金高速通信容量回線
音声プラン 0.5GB 803円0.5GB/月docomo・au
音声プラン 1GB 858円1GB/月docomo・au
音声プラン 2GB 968円2GB/月docomo・au
シェア音声プラン 1GB 1,188円1GB/月docomo・au
シェア音声プラン 2GB 1,298円2GB/月docomo・au
データプラン 1GB528円1GB/月docomo・au
データプラン 2GB748円2GB/月docomo・au

※表は横スクロールしてご覧ください。

1GBと2GB、そして音声プランのみ0.5GBがある。以前はちょっと料金が高めだったが2021年10月に値下げされたことで他社の料金にぐっと近づいた。

LinksMateには無いau回線を選べるのがポイント。au回線で安いSIMをお探しであれば、これが有力な選択肢になるだろう。ちなみにau回線のSIMならSMS基本料金は無料で利用できる。

データ容量を複数SIMで分け合える「シェアプラン」の1GB・2GBは当初は無かったのだが、要望が多かったため新設されたとのことだ。ご家族での外出先でのネット利用がLINEでちょっとした連絡をする程度の少ないものであれば、このプランで十分かも。

nuroモバイル

格安かつシンプル。SoftBank回線・au回線も選べる!

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供するMVNOのモバイル通信サービス。プラン構成がたびたび変わる妙なSIM。現在はVS・VM・VL・VLLというシンプルでわかりやすいプランと、月20GBのNEOプラン、そして格安の「お試しプラン」が用意されている。

プラン名月額料金高速通信容量回線
5分かけ放題プラン 930円1GB/月docomo・au
10分かけ放題プラン 1,320円1GB/月docomo・au
かけ放題プラン 1,870円1GB/月docomo・au

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nuroモバイルには、月1GBの高速データ通信量と通話定額オプションがセットになった「かけ放題プラン」がある。

通話時間・通話回数ともに制限は無いぞ。ネットはほとんど使わないが通話はたくさん使うといった方にはリーズナブルで適したプランだ。

QTモバイル

3つの回線タイプを選べる、九州生まれの格安SIM!

九州電力の子会社、株式会社QTnetが提供するモバイル通信サービス。九州の方なら光インターネットサービス「BBIQ」で馴染みがあるだろう。日本で初めてdocomo回線の「Dプラン」、au回線の「Aプラン」、SoftBank回線の「Sプラン」の3キャリアのマルチキャリアMVNOとなり、業界を攻めにかかる。データ容量は一般的な6種類から選ぶことができる。「無制限かけ放題」「10分かけ放題」もオプションで利用可能。

プラン名月額料金高速通信容量回線
Dタイプ データ+通話コース 2GB 1,100円2GB/月docomo
Dタイプ データコース 2GB770円2GB/月docomo
Aタイプ データ+通話コース 2GB 1,100円2GB/月au
Aタイプ データコース 2GB770円2GB/月au
Sタイプ データ+通話コース 2GB 1,100円2GB/月SoftBank
Sタイプ データコース 2GB770円2GB/月SoftBank

※表は横スクロールしてご覧ください。

「データコース」は他社並みの安さ。

「データ+通話コース」はそのままだと他社よりもやや割高だが、同社の光サービス「BBIQ」の利用者なら110円引き、電気(九電)の利用者なら110円引き、つまり両方の利用者であれば220円引きとなり、十分にリーズナブルな料金になるぞ。

BIGLOBEモバイル

サービス内容、品質ともに十分。堅実なサービス内容!

BIGLOBEモバイルは、KDDIグループとなったビッグローブが運営するMVNOのモバイル通信サービス。ロゴマークのキャラクター「びっぷる」がかわいい。プランは音声通話あり・なしでそれぞれ5~6種類から選ぶことができる。通話サービス「BIGLOBEでんわ」の通話定額オプションや、YouTubeを始めとするエンタメ系アプリがカウントフリーになる「エンタメフリー・オプション」などが提供されているのが魅力。明確なターゲットで堅実なサービスが持ち味だ。

プラン名月額料金高速通信容量回線
音声通話SIM プランS(1ギガ) 1,078円1GB/月docomo・au

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「音声通話スタートプラン」が名前を変えて「プランS」になった。しかし月額料金は平均よりやや高め。

家族割は適用が可能なので、複数回線を契約して、データ通信をあまり使わないご家族の方にこのプランを選んであげると良いかも。適用すれば2回線目以降の月額料金が220円引きだ。

mineo

docomo・au・SoftBankの回線を選べて、機能も充実!

光回線の「eo光」などを展開している関西のプロバイダ、オプテージが提供するMVNOのモバイル通信サービス。docomo回線・au回線・SoftBank回線の3つのプランが用意されている。データ容量を家族で共有できる「パケットシェア」、誰とでもデータ容量を送り合える「パケットギフト」、それに「複数回線割」「家族割」など、機能的にもとても充実しているのもメリット。サービス内容で選ぶ価値のある格安SIMといえよう

プラン名月額料金高速通信容量回線
マイピタ シングルタイプ 1GB880円1GB/月docomo・au・
SoftBank
マイピタ デュアルタイプ 1GB 1,298円1GB/月docomo・au・
SoftBank

※表は横スクロールしてご覧ください。

500MBのプランは無くなり、1GBのプランが復活。

しかし、1GBなのに、他社の2GBよりも料金が高くなっているのがイマイチ。月額料金を1回線につき55円割引できる「複数回線割」や「家族割」を適用してもまだ届かない。

機能的では非常に優れているので、料金よりも機能を重視するならアリだろう