月1,000円以下でスマートフォンを使える時代に!

料金や通信速度、機能などから比較し、格安SIM選びをサポート

DMMモバイルのポイントと評判・評価

※DMMモバイルは新規申込を停止しました。

業界最安値水準に挑戦。機能も優れるイチオシのSIM!

DMMが提供するMVNOのモバイル通信サービス。MVNEがIIJであり機能的にもIIJmioによく似ている。低速通信時でも少しの間だけ高速通信になる「バースト機能」が強みの1つ。データSIM・通話SIMともに用意されており、データ容量に応じて細かく選べるプランはIIJmioを上回る豊富さがある。全プランで他社よりも安い月額料金に挑戦すると宣言し、業界を果敢に攻める格安SIMだ。

回線docomo

DMMモバイルの料金

プラン

プラン名月額料金高速通信容量回線
データSIMプラン ライト484円不可docomo
データSIMプラン 1GB528円~1GB/月docomo
データSIMプラン 2GB847円~2GB/月docomo
データSIMプラン 3GB935円~3GB/月docomo
データSIMプラン 5GB1,331円~5GB/月docomo
データSIMプラン 7GB2,046円~7GB/月docomo
データSIMプラン 8GB2,178円~8GB/月docomo
データSIMプラン 10GB2,409円~10GB/月docomo
データSIMプラン 15GB3,608円~15GB/月docomo
データSIMプラン 20GB4,378円~20GB/月docomo
通話SIMプラン ライト 1,254円不可docomo
通話SIMプラン 1GB 1,386円~1GB/月docomo
通話SIMプラン 2GB 1,518円~2GB/月docomo
通話SIMプラン 3GB 1,650円~3GB/月docomo
通話SIMプラン 5GB 2,101円~5GB/月docomo
通話SIMプラン 7GB 2,816円~7GB/月docomo
通話SIMプラン 8GB 2,948円~8GB/月docomo
通話SIMプラン 10GB 3,179円~10GB/月docomo
通話SIMプラン 15GB 4,378円~15GB/月docomo
通話SIMプラン 20GB 5,148円~20GB/月docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

※端末とセットで購入も可能(SIMカードの種類によって選べる機種に制約あり)

初期費用

契約事務手数料:3,000円
SIMカード準備料:394円

SMSオプション

月額基本料金:150円

かけ放題オプション

10分かけ放題:月額850円

通信制限

高速データ通信時は通信制限なし

低速データ通信時(200kbps)は、3日間の通信量が合計366MBを超えると通信速度が制限される場合あり

DMMモバイルのおすすめポイント

  • 10種類のデータ容量を選べるプラン。通話SIMも選べる。
  • 月額料金の圧倒的な安さ。
  • 「ライトプラン」以外は、最大3枚までSIMカードを使える。
  • 余ったデータ量は翌月に繰り越し。
  • 低速通信時でも数秒間の「バースト機能」で快適。
  • プラン変更が可能。

DMMモバイルの気をつけたいポイント

  • 1GBあたりの月額料金はプランごとにバラつきがある。

DMMモバイルの特徴、他社との比較

便利な機能がたくさん!

DMMモバイルはIIJをバックボーンとしており、機能的にもIIJmioに似た部分が多い

高速通信データ量で余った分は翌月に繰り越すことが可能。高速通信のON/OFF切り替えも行える。

バースト機能もウリの1つ。低速通信時(高速通信のデータ量を使い切ったときや、OFFにしているとき)の最大下り通信速度は通常は200kbpsだが、このバースト機能により、通信の最初の数秒間だけは300Mbpsが出るようになっているのだ

これは、メール受信など散発的な通信に対しては非常に有効に働くだろう。バースト転送の時間内に全部受信することができれば、高速通信時と何ら変わらない使い勝手となるはずだ。ウェブサイトの閲覧でも1~2ページぐらいなら読み込みが完了できそう。

また、追加チャージも購入できる。有効期限が購入月から3ヶ月後の末日となっている追加チャージとして100MBで200円、500MBで1,000円、1GBで2,000円のものと、有効期限が購入月の末日(繰り越し無し)となっている追加チャージとして1GBで480円のものがある。どうしてもデータ量が足りなくなったら使おう。

DMMモバイルの専用アプリが用意されており、これを使えば高速通信データ量の確認をはじめ、高速通信のON/OFF切り替え、それに追加チャージの購入もできるようになっている。

プランの選択肢が多い! データ容量をシェアできる!

高速通信は1GB・2GB・3GB・5GB・7GB・8GB・10GB・15GB・20GBと、データ容量を少ないものから多いものまで細かく選べるプラン構成もナイス。いずれもデータSIMと音声通話SIMの両方が用意されている。

最も容量の少ない1GBのプランは、主に自宅でスマホを利用しているなど、外出先で使う機会が少ない方にぴったりだ。月額料金も非常にリーズナブルで、データSIMで480円、通話SIMで1,260円。

SIMカードが1枚の「シングルコース」と、最大3枚までSIMカードを使える「シェアコース」を選ぶことができるのもポイントだ。「シェアコース」で複数SIMを利用する場合、1GB〜7GBのプランの場合は、SIMカードを1枚追加するごとに追加SIM利用料として月額料金300円がかかる。8GB以上のプランの場合は追加SIM利用料はかからない。それとは別に、追加するSIMカードが通話SIMの場合は、音声通話付帯料として1枚につき月額料金700円程度(データ容量によって異なる)が追加でかかる。

個人での利用から家族での利用まで、幅広く対応できるサービスとなっている。

スマホセットも用意されており、端末のラインナップは比較的多め。スペックを見比べて選ぶのも良いし、デザインで選ぶのも良いだろう。

業界最安値水準に挑戦!

DMMモバイルは「業界最安値水準に挑戦」を掲げており、現在のプランを見てみても他社に比べて素晴らしい安さであることが分かる。さらに今後他社より1円でも高くなったときにはそれよりも安い料金に挑戦するとのことだ。

使いやすさに加えて安さでもトップを取りにきており、攻めの姿勢が非常に強い。ユーザーにとっては喜ばしいことである。

ただ気になるのは、1GBあたりの月額料金を計算してみるとプランごとにバラつきが見られること。「データSIMプラン」それぞれの1GBあたりの月額料金を見てみよう。

  • 1GB(480円):480円/GB
  • 2GB(770円):385円/GB
  • 3GB(850円):283.333…円/GB
  • 5GB(1,210円):242円/GB
  • 7GB(1,860円):265.714…円/GB
  • 8GB(1,980円):247.5円/GB
  • 10GB(2,190円):219円/GB
  • 15GB(3,280円):218.666…円/GB
  • 20GB(3,980円):199円/GB

5GBのプランまでは数値が下がっているが、7GB・8GBのプランでは逆に数値が上がり、10GB以降のプランではまた下がる、といったいびつな感じになっている。

これは料金設定を他社を基準としていることによって生じてしまう現象だろう。プランを選ぶ際には参考にして欲しい。コストパフォーマンスで選ぶなら今は5GBや10GBがおすすめだ。

低速通信のみでも格安!

基本的に最大通信速度200kbpsの低速通信のみ使える「ライトプラン」も存在する。その月額料金は440円であり、とにかく格安

「高速通信は無くてもいいから可能な限り料金を低くしたい」という方に適したプランだ。

このようなプランは、ワイヤレスゲート Wi-Fi+LTEやServersMan SIM LTEなどが先行していたが、それらに比べても安さで上回った。

通話料金もお得「DMMトーク」! 10分かけ放題も!

「DMMトーク」は音声通話における通話料金を半額にできる便利なアプリ。「楽天でんわ」等と同様のものだ。

電話番号はそのまま使えて、通話品質も落ちることは無い。デメリット無しに通話料金を節約することができるので、DMMモバイルの音声SIMで電話をかけるときは必ず利用するようにしたい。

かけ放題サービスも登場。最初は「5分かけ放題」だったが、2017年10月に「10分かけ放題」にパワーアップした。月額料金850円のオプションで、1回につき10分以内であれば回数無制限でかけ放題だ。

人気SNSがカウントフリーになる「SNSフリー」!

人気が高まりつつあるカウントフリー機能がDMMモバイルからも「SNSフリー」としてリリースされたぞ。内容としてはLINEモバイルの「コミュニケーションフリープラン」に近いものになっており、対象アプリは「LINE」「Twitter」「Facebook」「Facebook Messenger」「Instagram」の5つDMM.comのアプリが対象に入ってないのがちょっと残念。

オプション月額料金は250円。これをつけておけば、対象アプリを(一部機能を除き)高速データ通信量を消費せずに使うことができるようになる。

テキストメッセージやタイムラインはもちろん、スタンプや画像・動画の送受信もカウントフリーの範囲に含まれているので、それらを多く利用する方であれば、高速データ通信量の減りを抑える効果は非常に高いだろう。料金もそんなに高くないのでおすすめ。

万が一でも安心のオプション!

「DMM Wi-Fi by エコネクト」は日本全国の約63,000ヶ所の公衆Wi-Fiスポットが利用できるオプションサービス。「Wi2 300」と「BBアクセスポイント」の2種類に対応。オプション料金は月額362円かかるが、Wi-Fiスポットが見つけやすい都会にお住まいの方などは積極的に利用するようにすればデータ通信量の節約になる。

「端末交換オプション」に加入しておけば、うっかりスマホを水没させてしまった時や、どこかにぶつけて壊してしまった時も安心。

ウェブルート社のセキュリティソフト「SecurityAnywhereモバイル プレミア」が利用できる「セキュリティオプション」は、Android端末のウイルス対策や、フィッシングサイト・悪質アプリのブロックができる。

「端末交換オプション」は月額350円、「セキュリティオプション」は月額250円。また、両方をセットで加入できる、月額500円の「安心パック」もあり、個別に加入するよりも少しお得になる。

DMMモバイルの評判・評価

DMMモバイルは価格競争では常にトップクラス。それに加えて便利な機能も充実。通信品質もIIJゆずりの高いレベルを誇っていると評判だ。

特に2015年ごろは最も注目度の高い格安SIMの1つであった。最近は目立った動きが少なくなっているせいか、その頃に比べると勢いはさすがにちょっと落ちているように感じられるものの、まだ高い人気を保っている。

DMMと言えば、最近は動画配信やDVDレンタルをはじめ、電子書籍、オンライン英会話、FX、3Dプリント、そしてオンラインゲームと、ネットを生かした多種多様な事業を行う、いわば「何でも屋」として成長しつつある。DMMモバイルでも次の1手を打ち出してくるのか注目したいところだ。

サービス更新予定

9月1日以降、サービス提供会社が楽天モバイルに変更される予定

おすすめ度★★★★★

2015年3月13日:都合により、一部の文章を修正しました。

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