月1,000円以下でスマートフォンを使える時代に!

料金や通信速度、機能などから比較し、格安SIM選びをサポート

OCN モバイル ONEのおすすめポイントと評判・評価

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※この記事は古くなっています。

格安SIMの本命。OCNブランドの安心感!

NTTコミュニケーションズが提供するMVNO通信サービス。高いシェアを誇る有名プロバイダだけあって、この格安SIMも優れたサービスとなっている。選べる高速データ通信量は3〜4種類とやや少なめだが、バースト機能、専用アプリ、使いやすいかけ放題など機能面は完備しておりコストパフォーマンスは高い。光サービスの「OCN 光」やIP電話の「050 plus」との組み合わせもGOOD。今後もさらに利用者が増えそうな、格安SIMの本命の1つだ

回線docomo

OCN モバイル ONEの料金

プラン

プラン名月額料金高速通信容量回線
音声対応SIM 500MB/月コース 550円500MB/月docomo
音声対応SIM 1GB/月コース 770円1GB/月docomo
音声対応SIM 3GB/月コース 990円3GB/月docomo
音声対応SIM 6GB/月コース 1,320円6GB/月docomo
音声対応SIM 10GB/月コース 1,760円10GB/月docomo
SMS対応SIM 3GB/月コース990円3GB/月docomo
SMS対応SIM 6GB/月コース1,320円6GB/月docomo
SMS対応SIM 10GB/月コース1,760円10GB/月docomo
データ通信専用SIM 3GB/月コース858円3GB/月docomo
データ通信専用SIM 6GB/月コース1,188円6GB/月docomo
データ通信専用SIM 10GB/月コース1,628円10GB/月docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

※端末とのセット購入も可能

初期費用

初期工事費用(パッケージ費用):3,300円
SIMカード手配料:434円

かけ放題オプション

  • 10分かけ放題:月額935円
  • トップ3かけ放題:月額935円
  • 完全かけ放題:月額1,430円

通信制限

最大200kbpsでの低速通信について、基本通信容量の半分を基準とし、これを超えた際に200kbpsを下回る速度に制限させていただく場合あり

OCN モバイル ONEのおすすめポイント

  • オーソドックスなプラン。
  • 高速通信において通信制限なし。
  • 通話料半額アプリやかけ放題で通話もお得。
  • SIMカードの追加が可能(通信容量はシェアされる)。
  • OCNのオンラインストレージなどが使いやすい。
  • IP電話「050 plus」とのセットもおすすめ。
  • OCNブランドによる安心感。

OCN モバイル ONEの気をつけたいポイント

  • お得なキャンペーンは少なめ。

OCN モバイル ONEの特徴、他社との比較

スタンダードなプラン!

OCN モバイル ONEの格安SIMは大きく分けて、090/080/070番号による音声通話やSMSができるもの(音声対応SIM)、音声通話はできないがSMSは使えるもの(SMS対応SIM)、音声通話もSMSもできないデータ通信専用のもの(データ通信専用SIM)の3種類がある。

また、高速データ通信量ごとにプラン(コース)があり、少ないものから多いものまで用意されている。音声対応SIMは4種類から、SMS対応SIMおよびデータ通信専用SIMは3種類から選べるぞ

音声対応SIM
1GB、3GB、6GB、10GB
SMS対応SIM、データ通信専用SIM
3GB、6GB、10GB

もちろん高速データ通信量は少ない方が月額料金が安い。ネットをあまり使わない方は少なめのコースを選ぼう。

他社と比べてもかなりの安さで、3GBコースなら月額1,000円を切っているほか、10GBコースもエキサイトモバイル等に次ぐ低価格だ。

音声対応SIMとSMS対応SIMの月額料金が同じというのも珍しい。データ通信専用SIMとの差も140円程度と小さくなっている。

余った基本データ容量は繰り越せる!

基本通信容量繰り越しサービス」により、当月中に使い切れずに余った基本データ容量は翌月に繰り越され、そのぶん翌月にたくさん使うことができる。特に手続きも必要なく自動的に処理が行われる。

ネットの利用にムラがあってもデータ容量の無駄を抑えられる、便利な機能である。

ちなみに、もしプラン変更を行ったとしても、本来繰り越される分はキチンと繰り越されるから安心だ。

高速通信のON/OFF切り替えもできる!

「OCN モバイル ONE アプリ」を使って、高速通信を利用するかどうかのON/OFF切り替えができる(ターボ機能)。OFFにすれば200kbpsの低速通信となり、高速通信のデータ量は消費されなくなる。

切り替え頻度に制限もなく、1日に何回でも切り替えることができる。Webを閲覧したり写真や音楽をダウンロードするときだけONにして、そうでないときはOFFにする、といったようにこまめに切り替えていれば、高速通信の節約になる。これが格安SIMで最大限の力を出すコツだ。

「OCN モバイル ONEアプリ」では他にも、データ容量の残量を円グラフでわかりやすく確認できたり、日別・月別のデータ利用量を棒グラフで確認できたりして便利。音声通話の利用明細の確認や、コース変更などの手続きもここから行える。

容量追加オプションも心強い!

データ通信容量を増やすことができる「容量追加オプション」がある。通信量1GBの追加で料金は550円。OCN モバイル ONEアプリ経由で申し込もう。1ヶ月に6回まで申し込みできるので、1ヶ月で追加できるのは最大6GBまでとなる。利用期限は申し込みから3ヶ月。

追加容量の割に料金がけっこう高めだが、どうしても大きなファイルを送信したい場合など、緊急時には心強いオプションだ。

複数の端末で使うなら「容量シェア」を!

SIMカードの追加ができるのも特徴。OCN モバイル ONEでは「容量シェア」と呼ばれている。最大合計5枚まで利用でき、データ通信容量は各SIMで共有される。

追加の月額料金は必要(データ通信専用SIMの場合は+440円、SMS対応SIMの場合は+572円、音声対応SIMの場合も+572円)だが、これで複数の端末でOCN モバイル ONEを利用することができるので、家族でスマホを使う場合などに便利だ。

通話料半額アプリを利用可能。2種類の通話定額オプションも!

「OCNでんわ」は、専用アプリを使って電話をかけるだけで通話料が半額(通常は30秒22円のところが30秒11円)になる、うれしいサービス。音声SIMを契約していれば誰でも利用可能となっている。申し込みは不要で、追加料金もかからない。

格安SIMでも定番になりつつある通話定額サービスもばっちり。「10分かけ放題」「トップ3かけ放題」「完全かけ放題」の3つが用意されている

「10分かけ放題オプション」はオプション月額料金は935円で、加入しておけば1通話あたり10分以内であれば回数無制限でかけることができるぞ。

「トップ3かけ放題」はOCN モバイル ONEが格安SIM業界初として提供開始したサービスで、よくかける相手先3つまでが定額で何分でもかけ放題になる。その仕組みは、1ヶ月の間に電話をかけた相手先の電話番号ごとに通話料を集計し、もっとも通話料の多かった上位3番号の通話料を無料にする、というものだ(この判定は自動的に行われる)。これもオプション月額料金は935円。

いろんな相手に短めの電話を何度もかけるなら「10分かけ放題オプション」、特定の相手と長電話をするなら「トップ3かけ放題」がおすすめ。

もう1つの「完全かけ放題」は月額1,430円と他の2つより高いが、これなら国内通話が何回でも何分でも無制限でかけられるようになる、真のかけ放題オプションだ。仕事で多くの人と通話する営業の方などにおすすめ。

IP電話の「050 plus」とセットでお得に使える!

OCNは、ネット回線を用いて050から始まる電話番号で通話ができるIP電話サービス「050 plus」でも有名で、これと組み合わせて利用するのも便利。これならデータ通信専用のSIMでも通話が可能になるぞ。もちろん音声対応SIMでも「050 plus」を併用できるので、用途に応じて使い分けたりできる。

ちなみに音声対応SIMと「050 plus」を合わせて契約して「050 plusセット割」を申し込めば、「050 plus」の基本料金(月額330円)が半額(月額165円)になるメリットがあるのもちょっとうれしい。

IP電話は通話に遅延が少しあったり、緊急電話がかけられないなどデメリットはあるが、それらの点にこだわらない方なら十分のはず。「050 plus」は知名度が高く、ユーザーも多いため安心して利用できるだろう。

「カウントフリー機能」のおかげで、OCNのアプリが使いやすい!

OCN モバイル ONEで、前述の「050 plus」「OCN モバイル ONEアプリ」、そしてOCNが運営するオンラインストレージの「マイポケット」を利用する時には、高速通信を行ったとしても、そのデータ容量を消費することなく利用することができる(「カウントフリー機能」と呼ばれる)。

特に恩恵が大きいのが「マイポケット」だろう。外で撮影した写真や動画などを保存しておくのにおすすめだ。「マイポケット」は月額利用料330円からの有料サービスではあるが、その料金で128GBとかなりの容量を使うことができる。増量オプションを使えば容量を増やすこともできる。PCやスマホ、タブレットからもアクセス可能で、使い勝手は十分。

OCN モバイル ONEの開通に合わせて、Dropbox等から移行するのも悪くないだろう。

「MUSICカウントフリー」で、音楽配信サービスをめいっぱい楽しめる!

以下の8種類の音楽配信サービスがカウントフリーになる「MUSICカウントフリー」が使えることもOCN モバイル ONEのメリットの1つ。申し込みは必要だが追加利用料はかからないので、気軽に利用できるのがうれしい。

  • Amazon Music(Prime Music、Amazon Music Unlimited)
  • ANiUTa
  • AWA
  • dヒッツ
  • LINE MUSIC
  • RecMusic
  • Spotify
  • ひかりTVミュージック

音楽配信サービスは定額制のものが多く登場しており、すでに利用しているという方も多いだろう。「MUSICカウントフリー」によって、データ使用量を気にすることなく音楽をたっぷり楽しめるようになるぞ。

他社で「MUSICカウントフリー」と同じようなものとしては、BIGLOBEモバイルの「エンタメフリー・オプション」がある。「エンタメフリー・オプション」は対応サービスの数が多く、音楽配信サービス以外に動画配信サービスも対象となっているが、オプション月額料金がかかる。「MUSICカウントフリー」は対応サービスこそ少ないが、なんといっても無料なのが強みだ。

OCN モバイル ONEの評判・評価

OCN モバイル ONEを提供するNTTコミュニケーションズは、格安SIM事業者としても大手の1つである。ICT総研の調査(2019年10月)によると、楽天モバイルやUQ mobile、mineoに押されたものの、現在も利用者シェア第4位に位置している

サービス内容もオーソドックスでわかりやすく、安さにおいても申し分ない。格安SIM選びの第一の選択肢として良いのでは無いだろうか。

イマイチな点を強いて挙げるとすれば、機能の数がとても多いこともあって、公式サイトがごちゃごちゃして少々読みづらいところか。

以前は混雑しがちで遅かった通信速度も、最近はかなり改善していると評判だ。新コースになってAPNが変わったことが関係しているかも知れない。混雑時間帯はさすがに数Mbps程度に落ちるものの、それ以外の時間帯なら30Mbpsを超えることもあるようだ。台頭するサブブランド勢に対抗して回線品質に力を入れるようになったのかも?

おすすめ度★★★★★
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