月1,000円以下でスマートフォンを使える時代に!

料金や通信速度、機能などから比較し、格安SIM選びをサポート

10GB〜15GB/月のデータ通信ができる格安SIMを比較

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月に10GB~15GB使えるこれらのプランは、格安SIMの中では容量がやや多め。

これだけの容量があれば、大きなファイルの送受信も可能になるし、YouTubeなどで動画を何本も視聴しても足りることだろう。ミディアムユーザーの方に適したプランだ。

各SIMの比較・解説

IIJmio

優れたプランとサービス品質の高さで業界をリード!

IIJ(インターネットイニシアティブ)が提供するMVNOのモバイル通信サービス。読み方は「アイアイジェイ・ミオ」。音声通話機能のあるプランは「みおふぉん」という愛称で親しまれている。余ったデータ容量の翌月繰り越しやバースト転送機能など、かゆいところに手の届く機能をいち早く取り入れてきた。お得な2つの通話定額オプションも魅力的。柔軟性が持ち味の格安SIMだ。

プラン名月額料金高速通信容量回線
音声SIM 10ギガプラン 1,500円10GB/月docomo,au
音声SIM 15ギガプラン 1,800円15GB/月docomo,au
音声eSIM 10ギガプラン 1,500円10GB/月docomo,au
音声eSIM 15ギガプラン 1,800円15GB/月docomo,au
SMS 10ギガプラン1,470円10GB/月docomo,au
SMS 15ギガプラン1,780円15GB/月docomo,au
データ 10ギガプラン1,400円10GB/月docomo
データ 15ギガプラン1,730円15GB/月docomo
データeSIM 10ギガプラン1,100円10GB/月docomo
データeSIM 15ギガプラン1,430円15GB/月docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

10GBと15GBのプランがラインナップ。

10GBのプランは元々8GBだったものが基本料金そのままに容量UPしたものであるため、コストパフォーマンスの高さが素晴らしい。15GBのプランはサブブランド勢にぶつけたといったところか。

高速データ通信量の翌月繰り越しや、高速/低速の切り替えなど、便利な機能も完備している。

IIJmioのようなMVNOの格安SIMは、実効速度は3キャリアやサブブランド勢に比べればだいぶ遅くなってしまう可能性が高いが、それでもかまわないのであれば選んでみてはいかがだろうか。

運営会社であるIIJは、独自サービス型SIM市場の事業者シェアで1位(2023年9月末、MM総研)。業界を牽引する存在なので、今後も3キャリアやサブブランド勢に負けないようがんばってほしい会社だ。

nuroモバイル

格安かつシンプル。SoftBank回線・au回線も選べる!

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供するMVNOのモバイル通信サービス。プラン構成がたびたび変わる妙なSIM。現在はVS・VM・VL・VLLというシンプルでわかりやすいプランと、月20GBのNEOプラン、そして格安の「お試しプラン」が用意されている。

プラン名月額料金高速通信容量回線
音声通話付き VLプラン 1,485円10GB/月docomo・
SoftBank・au
音声通話付き VLLプラン 1,790円15GB/月docomo・
SoftBank・au
データ通信+SMS VLプラン1,485円10GB/月docomo・au
データ通信+SMS VLLプラン1,790円15GB/月docomo・au
データ通信 VLプラン1,320円10GB/月docomo・
SoftBank・au
データ通信 VLLプラン1,625円15GB/月docomo・
SoftBank・au

※表は横スクロールしてご覧ください。

今、結構勢いのあるMVNOがこのnuroモバイル。

「VLプラン」は月に10GBを使えて、データSIMなら月額1,320円、音声通話SIMなら月額1,485円。安さにおいてnuroモバイルが一躍トップクラスに躍り出た。また、月に15GBを使うことができる「VLLプラン」も新たに登場した。

「Gigaプラス」により3ヶ月ごとにデータ容量がもらえるのは他社に無い特徴だ。「VLプラン」なら6GB、「VLLプラン」なら9GBがもらえるぞ。

au回線やSoftBank回線を選べるのも強み。

エキサイトモバイル

段階制と定額制、選べる2つの料金プラン!

XTech(クロステック)傘下となったエキサイトが提供するMVNOのモバイル通信サービス。段階制プランの「Fit」はデータ容量を無駄なく利用したい方におすすめ。月次プランの「Flat」も低容量〜中容量なら非常にリーズナブル。追加SIMにも対応しているので複数の端末を所有する方にはもってこいの格安SIMだ。

プラン名月額料金高速通信容量回線
Flat 音声 12GB 1,650円12GB/月docomo・au
Flat SMS 12GB1,617円12GB/月docomo・au
Flat データ 12GB1,540円12GB/月docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

エキサイトモバイルにある「Flat」の12GBプランは、データSIM・音声SIMともに素晴らしく安い料金を実現している

複数枚SIMは標準ではついていないが、有料で追加SIMを最大4枚まで(合計で最大5枚まで)使うことができる。追加SIMの利用料はデータSIMなら+220円、SMS付きSIMなら+462円、音声SIMなら+528円となっている。

追加SIMを使えばデータ容量を分け合うことができて便利だ。SIMをバラバラに契約するのではなく1つの契約で済むというのもメリット。

LinksMate

ゲームプレイヤーのためのSIM。ゲーム内特典をゲット!

サイバーエージェントグループでCygamesの子会社、株式会社LogicLinksが提供するMVNOのモバイル通信サービス。対象アプリによるデータ通信量を90%以上減らすことのできる「カウントフリーオプション」や、対象ゲームと「連携」してゲーム内アイテムを入手できる特典が用意されており、スマホゲームで遊ぶ方にぴったりの格安SIMだ

プラン名月額料金高速通信容量回線
データ通信のみ 10GB1,518円10GB/月docomo
データ通信のみ 12GB1,738円12GB/月docomo
データ通信のみ 14GB1,958円14GB/月docomo
データ通信のみ 16GB2,178円16GB/月docomo
SMS+データ通信 10GB1,650円10GB/月docomo
SMS+データ通信 12GB1,870円12GB/月docomo
SMS+データ通信 14GB2,090円14GB/月docomo
SMS+データ通信 16GB2,310円16GB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 10GB 1,870円10GB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 12GB 2,090円12GB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 14GB 2,310円14GB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 16GB 2,530円16GB/月docomo

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ゲームを楽しむプレイヤーの強い味方LinksMateも大幅値下げ。

小容量のプランに強いLinksMateは、10GB以上のプランになると最安とまではいかなくなってくるが、それでもお得度は十分。

月額550円で、多数の対象ゲーム/アプリのデータ通信量を気にせずに楽しめるようになる「カウントフリーオプション」も魅力。ゲームアプリの他、AbemaTVやMirrativなども対象なので、これらをよく使う方なら大きなメリットが得られる。

ゲーム連携特典も10GBプランからグレードアップするぞ。対象ゲームを「連携」することで毎月の利用特典がもらえるようになるほか、毎月もらえる「スター」を集めれば「スタープレゼント」をゲットできる。

連携対象のゲームもだんだん増えてきている。最近流行の馬ゲーも対象になったのでプレイしている方はぜひLinksMateをチェックしてみよう。

DTI SIM

安さにこだわるMVNO。お得さではどこにも負けない!

昔から格安さに定評のあるプロバイダー、DTI(ドリーム・トレイン・インターネット)が提供するMVNOのモバイル通信サービス。他社にあるサービスを、少し遅れて料金を安くして提供開始してくることが多い。10分かけ放題がセットになった音声プランや、毎日1.4GBのデータ容量を使える「すごギガ」といったユニークなプランにも注目だ。

プラン名月額料金高速通信容量回線
データプラン 16GB1,595円16GB/月docomo
データSMSプラン 16GB1,705円16GB/月docomo
音声プラン 16GB 2,420円16GB/月docomo

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DTI SIMのデータ容量ラインナップは2GB・4GB・8GB・16GBとちょうど倍々になっていて綺麗。その中で最もデータ容量が大きいのがこの16GBだ。

注目はデータプランで、月額1,595円はさすがの安さ。このページで紹介しているSIMの中でもトップクラスだ。

音声プランは10分かけ放題が初めからついているので、そのぶん月額料金に上乗せされている形となっている。電話をかけることが多い方であれば十分に元は取れるだろう。

docomo回線しか無いのがちょっと残念。au回線とかもできれば追加してほしいところだ。

ロケットモバイル

業界最安級で利用できるプランは、まさに「神」!

株式会社IoTコンサルティングが運営するMVNOのモバイル通信サービス。月額328円からという格安さを誇る「神プラン」が人気だ。一部プランを除いて法人・一般のどちらでも契約可能。利用中のプランをいつでもすぐに変更できる「今すぐプラン変更」もこのサービスならでは。

プラン名月額料金高速通信容量回線
Sプラン 鬼プラン データプラン1,690円15.2GB/月SoftBank
Sプラン 鬼プラン 通話プラン 1,760円15.2GB/月SoftBank
Rプラン 10GBプラン データプラン1,045円10GB/月Rakuten

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Softbank回線の「鬼プラン」は高速データ通信量が15.2GBという独特なもので、IIJmio並みのコストパフォーマンスで使えてGOOD。

楽天回線の「10GBプラン」があるのもユニークで、月額料金も1,045円と激安だ。高速データ通信量の翌月繰り越しが不可という注意点はあるが、対応端末を持っていてデータ通信専用SIMをお探しの方は検討してみると良いだろう。

HISモバイル

旅行会社が提供する格安SIMで、もっと世界を楽しもう!

旅行会社のH.I.S.と日本通信の合弁会社であるH.I.S.Mobile株式会社が提供するMVNOのモバイル通信サービス。プラン月額料金はかなりの安さだし、「6分かけ放題」や9円/30秒の通話料金など、他社との細かい差別化も注目ポイントだ。HISモバイル利用者向けの豊富な優待も魅力。高速データ通信量の翌月繰り越しは不可。

プラン名月額料金高速通信容量回線
自由自在2.0プラン 10GB 1,340円10GB/月docomo
データ定額2.0プラン 10GB1,100円10GB/月docomo

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運営が日本通信の関連会社なだけあって月額料金の安さはダントツ。

しかし音声通話付きSIMで言えば、日本通信が自ら提供している日本通信SIMの「合理的みんなのプラン」ならこれとほぼ同じ月額料金で月20GBを使えてしまうので、それなら日本通信SIMの方を選べば良いことに…。

HISモバイルにあって日本通信SIMに無いポイントとしては、HISモバイルの契約者には旅行に関する優待がいろいろあるので、それらに魅力を感じたならこっちを選ぶのもありかも。

イオンモバイル

プラン数と低価格で勝負する、イオンの格安SIM!

イオンリテールが販売するMVNOのモバイル通信サービス。少ない容量から超大容量まで、幅広いプランの選択肢があり、安さも素晴らしい。最大5枚までSIMカードを使えるシェアプランも用意されているので、ご家族での利用も◎。店舗でもネットでも申し込みが可能で、イオンの全国200店舗以上でアフターサービスが受けられる安心感もある。

プラン名月額料金高速通信容量回線
音声プラン 10GB 1,848円10GB/月docomo・au
データプラン 10GB1,628円10GB/月docomo・au

※表は横スクロールしてご覧ください。

10GBのプランがある。月額料金は値下げされてLinksMate並みになった

知名度の低いLinksMateより、小売大手の名前を冠したイオンモバイルの方が良いという方も多いことだろう。このSIMも十分おすすめ。

音声プランは、SIM1枚の「音声プラン」とSIM最大5枚の「シェア音声プラン」で分かれている。「シェア音声プラン」の方は月額基本料金が若干増えるが、複数の端末で使いたい方はこちらを選ぼう。

mineo

docomo・au・SoftBankの回線を選べて、機能も充実!

光回線の「eo光」などを展開している関西のプロバイダ、オプテージが提供するMVNOのモバイル通信サービス。docomo回線・au回線・SoftBank回線の3つのプランが用意されている。データ容量を家族で共有できる「パケットシェア」、誰とでもデータ容量を送り合える「パケットギフト」、それに「複数回線割」「家族割」など、機能的にもとても充実しているのもメリット。サービス内容で選ぶ価値のある格安SIMといえよう

プラン名月額料金高速通信容量回線
マイピタ シングルタイプ 10GB1,705円10GB/月docomo・au・
SoftBank
マイピタ デュアルタイプ 10GB 1,958円10GB/月docomo・au・
SoftBank

※表は横スクロールしてご覧ください。

かなり先行してプランをリニューアルしたmineo。従来の実に4割近い値下げとなった。3回線とも同じ月額料金で揃っているのも良い。

mineoはデータ容量の共有機能が充実しているという特徴があるので、特に家族みんなで格安SIMを使う方におすすめしたい。もしデータ容量が余ってしまっても「パケットシェア」により翌月に家族で共有できるようになる。

他にも「パケットギフト」を使えば、mineoを利用している他のユーザーにデータ容量をプレゼントすることもできる。友人にあげればきっと喜ばれるはずだ。

QTモバイル

3つの回線タイプを選べる、九州生まれの格安SIM!

九州電力の子会社、株式会社QTnetが提供するモバイル通信サービス。九州の方なら光インターネットサービス「BBIQ」で馴染みがあるだろう。日本で初めてdocomo回線の「Dプラン」、au回線の「Aプラン」、SoftBank回線の「Sプラン」の3キャリアのマルチキャリアMVNOとなり、業界を攻めにかかる。データ容量は一般的な6種類から選ぶことができる。「無制限かけ放題」「10分かけ放題」もオプションで利用可能。

プラン名月額料金高速通信容量回線
Dタイプ データ+通話コース 10GB 1,980円10GB/月docomo
Dタイプ データコース 10GB1,650円10GB/月docomo
Aタイプ データ+通話コース 10GB 1,980円10GB/月au
Aタイプ データコース 10GB1,650円10GB/月au
Sタイプ データ+通話コース 10GB 1,980円10GB/月SoftBank
Sタイプ データコース 10GB1,650円10GB/月SoftBank

※表は横スクロールしてご覧ください。

docomo回線のDタイプとau回線のAタイプが値下げされた。料金的にはmineoと同じくらい

余ったデータ容量の繰り越しや、かけ放題オプションはどのタイプでも利用可能だ。

料金以外の細かい仕様でもタイプごとに違いがあり、通信の最適化がAタイプとSタイプだけ入っていたり、直近3日制限の内容がタイプごとに異なっていたりするので、契約する際は一度確認しておくようにしよう。

UQ mobile

KDDIグループの会社が運営する、注目の格安SIM!

WiMAXでも知られるUQコミュニケーションズが提供するMVNOのモバイル通信サービス。 「コミコミプラン+」は月30GBのデータ容量と10分かけ放題がセットになったプラン。他に光回線とセットで大きな割引を得られるプランもある。データ容量の翌月繰り越しができる点が大手キャリアには無いメリット。かけ放題のオプションも充実している。

※この情報は2024年11月12日時点のものです。最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。

プラン名月額料金高速通信容量回線
トクトクプラン 2,277円~
3,465円
1GB/月~15GB/月au

※表は横スクロールしてご覧ください。

3種類あるプランのうち、高速データ通信量が中間のプランがこの「トクトクプラン」。

割引制度がいくつかあり、「自宅セット割」を適用すれば1,100円引き、「au PAY カードお支払い割」を適用すれば187円引き、「家族セット割」を適用すれば550円引きになる(「自宅セット割」と「家族セット割」は重複不可)。

また1ヶ月中に使ったデータ通信量が1GB未満の場合、1,188円引きになる。1GB未満と1GB以上で支払い金額の落差が大きいので、いまいち活用しにくそうな印象ではある。

公式サイトには割引を適用したときの料金説明しか載っていないところを見ると、割引は適用するのが前提なのだろう。以前のプランと比べても料金体系が複雑でわかりにくいのが難点。

高速データ通信量の翌月繰り越しができるのはGOOD。

まだまだあります

BIGLOBEモバイル

サービス内容、品質ともに十分。堅実なサービス内容!

BIGLOBEモバイルは、KDDIグループとなったビッグローブが運営するMVNOのモバイル通信サービス。ロゴマークのキャラクター「びっぷる」がかわいい。プランは音声通話あり・なしでそれぞれ5~6種類から選ぶことができる。通話サービス「BIGLOBEでんわ」の通話定額オプションや、YouTubeを始めとするエンタメ系アプリがカウントフリーになる「エンタメフリー・オプション」などが提供されているのが魅力。明確なターゲットで堅実なサービスが持ち味だ。

プラン名月額料金高速通信容量回線
データSIM 12ギガプラン2,970円12GB/月docomo
音声通話SIM 12ギガ 3,740円12GB/月docomo・au

※表は横スクロールしてご覧ください。

1GB・3GB・6GBは値下げされたのに12GB以上はいまだに値下げされておらず、従来の高い月額料金のままになっている。

10GB帯にはサブブランド勢などの競合がひしめきあっているので、プラン継続を諦めた可能性が高そうだ。