月1,000円以下でスマートフォンを使える時代に!

料金や通信速度、機能などから比較し、格安SIM選びをサポート

段階制・従量制プランの格安SIMを比較

使った分だけ課金される(1ヶ月に使ったデータ容量に応じて自動的に料金が上がっていく)段階制や従量制のプランは、月ごとに使うデータ容量にバラつきが大きい方にはぴったりだ。利用が少なかった時は料金を低く抑えることができるし、利用が多かった月はその分だけ料金を支払えば良い。わざわざプランを変更したり、追加チャージを行う手間も無くなるぞ。

最近になってこのプランを採用する格安SIMが増えてきているため、注目度が高まりつつある。

プランによって、料金の上がり方がゆるやかなものや急なもの、きれいな線形なものもあればバラツキのある階段状のものもあったりと、いろいろなパターンが見られるぞ。

各SIMの比較・解説

エキサイトモバイル

細かい段階制プラン。SIMカード3枚コースも充実!

XTech(クロステック)傘下となったエキサイトが提供するMVNOのモバイル通信サービス。エキサイトモバイルの良いところは、10段階以上にも細かく分けられた段階制プラン、そして1つの契約で3枚以上のSIMカードが使えるコースにある。データ容量を無駄なく利用したい方、複数の端末を所有する方にはもってこいの格安SIMだ。

プラン名月額料金高速通信容量SIM枚数回線
最適料金プラン 1枚コース500円~
2,380円
0MB/月~
10GB/月
1枚docomo
最適料金プラン 3枚コース1,050円~
3,980円
100MB/月~
15GB/月
3枚~5枚docomo
でんわパックプラン 従量 1,900円~
3,450円
0GB/月~
10GB/月
1枚docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

※「最適料金プラン」「定額プラン」はSIM1枚につき月額700円で音声対応が可能

エキサイトモバイルの段階制プランの1つが「最適料金プラン」。SIMカード1枚の「1枚コース」と、SIMカードを3枚(「追加SIM」オプションを使えば最大5枚まで)使える「3枚コース」から選べる。

「1枚コース」は0GB/月(低速通信のみ)~10GB/月までの12段階、「3枚コース」は100MB/月~15GB/月までの17段階。段階が細かい点や、複数SIMを使える点は魅力。標準では音声通話が使えないが、月額料金にSIM1枚あたりプラス700円で音声通話に対応可能。

高速データ通信量1枚コース3枚コース
低速通信のみ500円
~100MB630円1,050円
~500MB630円1,100円
~1GB660円1,180円
~2GB770円1,340円
~3GB880円1,550円
~4GB1,150円1,780円
~5GB1,450円1,890円
~6GB1,600円1,950円
~7GB1,900円2,100円
~8GB2,120円2,190円
~9GB2,200円2,380円
~10GB2,380円2,540円
~11GB2,830円
~12GB3,100円
~13GB3,450円
~14GB3,790円
~15GB3,980円

もう1つは「でんわパックプラン 従量」。こちらは標準で音声通話が利用でき、10分/回の無料通話もついたプランだ。高速データ通信は0GB/月(低速通信のみ)~10GB/月までで、段階数は4つでちょっと粗い。各段階をちょっとでも超えると支払い料金がぐっと上がるので注意したい。

高速データ通信量でんわパックプラン 従量
低速通信のみ1,900円
~3GB2,300円
~6GB2,850円
~10GB3,450円

グラフにするとこんな感じになる。

高速データ通信量と月額料金のグラフ

「最適料金プラン」の「1枚コース」と「3枚コース」の2種類は、傾きがクネクネしているのが面白いところ。4GB/月あたりまでがかなりお得であることがわかる。

「でんわパックプラン 従量」もそのスペックを考えれば安さは十分。音声通話をよくかける方におすすめ。

高速通信のON/OFFはエキサイトモバイルのマイページで設定できる。ただし上限設定機能はついていないようだ。

b-mobile

MVNOの先駆け。SoftBank回線の格安SIMも登場!

日本におけるMVNOの先駆け、日本通信が提供するモバイル通信サービス。docomo回線に加えてSoftBank回線の格安SIMの提供も実現し、業界に新たな1歩を刻んでいる。ユニークな段階定額プランや、iPad用の激安プランなど、さまざまなプランが用意されている。プラン構成が変わることの多いサービスではあるが、常に試行錯誤を続けている証と言えるだろう。

プラン名月額料金高速通信容量SIM枚数回線
合理的かけほプラン 2,480円~
9,230円
3GB/月~
30GB/月
1枚docomo
990ジャストフィットSIM 990円~
4,790円
1GB/月~
20GB/月
1枚docomo・
SoftBank
190PadSIM データ通信専用190円~
3,280円
100MB/月~
15GB/月
1枚docomo・
SoftBank
190PadSIM SMS付き320円~
3,410円
100MB/月~
15GB/月
1枚docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

b-mobileも段階制プランをメインに展開している。何度かの仕様変更の結果ぐっと安くなり、エキサイトモバイルを上回るお得度になった。

高速データ通信量990ジャスト
フィットSIM
190PadSIM
(データ通信専用)
合理的かけほ
プラン
~100MB190円
~1GB990円480円
~2GB1,190円
~3GB1,390円850円2,480円
~4GB1,590円2,730円
~5GB1,790円2,980円
~6GB1,990円1,450円3,230円
~7GB2,190円3,480円
~8GB2,390円3,730円
~9GB2,590円3,980円
~10GB2,790円2,190円4,230円
~11GB2,990円4,480円
~12GB3,190円4,730円
~13GB3,390円4,980円
~14GB3,590円5,230円
~15GB3,790円3,280円5,480円
~16GB3,990円5,730円
~17GB4,190円5,980円
~18GB4,390円6,230円
~19GB4,590円6,480円
~20GB4,790円6,730円
~21GB6,980円
~22GB7,230円
~23GB7,480円
~24GB7,730円
~25GB7,980円
~26GB8,230円
~27GB8,480円
~28GB8,730円
~29GB8,980円
~30GB9,230円

高速データ通信量と月額料金のグラフ

「990ジャストフィットSIM」は、その名の通りスタート時の月額料金がわずか990円という、音声通話プランとしては破格の料金となっている。月に1GBまでが990円、その後は200円/1GBで上昇し、上限は20GBまでが4,790円。

docomo回線・SoftBank回線を選択できるのもポイントで、docomoのiPhoneやAndroid、SoftBankのiPhone 5以降で利用可能だ。

「190PadSIM」はiPhone/iPadでの利用を想定したSIMだが、docomo回線ならAndroidでも使うことができる。SIMはデータ通信専用とSMS付きがあり、SMS付きの場合はデータ通信専用より130円上がる(なおSMS付きはdocomo回線のみ)。

データ通信専用の場合、スタート時が100MBまでで月額料金はなんと190円。上限は15GBまで、段階数は6段階で、1GBあたりにするとだいたい200円/1GBで上昇する。

普段は月額190円で回線を維持して、外に持ち出したい時には持ち出して4Gで通信する、そういったことができる柔軟さがある。

「合理的かけほプラン」は、無制限かけ放題がついたプランとしては今までに無い月額2,480円~という安さを誇るプラン。データ通信は従量制で250円/1GBの上昇となっており、あいにく上昇幅がやや大きめ。このプランなら通話をメインに利用し、データ通信はほどほどにしておいた方がお得に活用できる。

どのプランでも、使いすぎ防止の機能としてデータ量上限設定が可能だ。設定しておけば意図しない支払いが発生せずに済むので安心。

  • 990ジャストフィットSIM:5GBから20GBまで、1GB単位で設定可能
  • 190PadSIM:3GB、6GB、10GB、15GBに設定可能
  • 合理的かけほプラン:3GBから30GBまで、1GB単位で設定可能

高速通信のON/OFF切り替えはできない模様。

IIJmio

優れたプランとサービス品質の高さで業界をリード!

IIJ(インターネットイニシアティブ)が提供するMVNOのモバイル通信サービス。読み方は「アイアイジェイ・ミオ」。音声通話機能のあるプランは「みおふぉん」という愛称で親しまれている。余ったデータ容量の翌月繰り越しやバースト転送機能など、かゆいところに手の届く機能をいち早く取り入れてきた。全プランが複数SIMに対応しているメリットもあるし、お得な2つの通話定額オプションも魅力的。柔軟性が持ち味の格安SIMだ。

プラン名月額料金高速通信容量SIM枚数回線
従量制プラン(SMS機能付き)480円~
4,300円
1GB/月~
20GB/月
最大3枚au
従量制プラン(音声通話機能付き) 1,180円~
5,000円
1GB/月~
20GB/月
最大3枚au

※表は横スクロールしてご覧ください。

IIJmioからも従量制プランが登場したぞ。au回線のみだが、有力な候補になりそうなサービス。

料金表は以下の通り。特にスタート時の月額料金は、格安で名高いイオンモバイル(の1GBプラン)並みだ

バンドルクーポンSMS機能付きSIM音声通話機能付きSIM
~1GB480円1,180円
~2GB700円1,400円
~3GB900円1,600円
~4GB1,100円1,800円
~5GB1,300円2,000円
~6GB1,500円2,200円
~7GB1,700円2,400円
~8GB1,900円2,600円
~9GB2,100円2,800円
~10GB2,300円3,000円
~11GB2,500円3,200円
~12GB2,700円3,400円
~13GB2,900円3,600円
~14GB3,100円3,800円
~15GB3,300円4,000円
~16GB3,500円4,200円
~17GB3,700円4,400円
~18GB3,900円4,600円
~19GB4,100円4,800円
~20GB4,300円5,000円

データ容量と月額料金のグラフ

1GB→2GBのみ220円アップで、その後は200円/1GB。最大は20GBまで。10GBあたりまでは安さにおいて他社のトップクラスに引けを取らないし、その後も十分な安さを保ったまま使える。

最大3枚までSIMを使えるのも特徴。しかし2枚目以降は追加SIM利用料としてSIM1枚につき400円/月かかってしまう。従量制のこのプランで追加SIM利用料を払ってまでSIMを追加する意味はあまり無いかも。

高速通信のON/OFFは専用アプリ「みおぽん」を使えば行える。また使いすぎ防止のストッパー機能もついているので安心。1GB単位で設定が可能となっている。

@モバイルくん。

3G使い放題プランにオートチャージ等、個性が光るSIM!

SORAシム株式会社が提供するMVNOのモバイル通信サービス。親しみやすいネーミングが良い。オートチャージの機能を持った段階制の「もっと使ったぶ〜んだけプラン」や、無制限で3Gによるデータ通信ができ、旧世代の通信方式ながらそこそこの速度を出すことができる「3G使い放題プラン」など、特徴的なプランが光る格安SIMである

プラン名月額料金高速通信容量SIM枚数回線
もっと使ったぶ~んだけプラン 1,200円~500MB/月~1枚docomo
なっ得プラン 2,900円~5GB/月~1枚docomo
通話もできる10GBプラン 5,000円~10GB/月~1枚docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

この3つのプランはオートチャージの機能を持っており、従量制プランの感覚で利用できる。月間の高速データ通信量を超えてデータ通信を行うと、500MB単位で自動でチャージされる。

「もっと使ったぶ〜んだけプラン」「通話もできる10GBプラン」の場合:

  • 1・2回目:500円/500MB
  • 3・4回目:400円/500MB
  • 5回目以降:300円/500MB

「なっ得プラン」の場合:

  • 一律 500円/500MB

高速データ通信量と月額料金のグラフ

「もっと使ったぶ〜んだけプラン」はスタートがわずか月額1,200円で、音声通話SIMとしてはかなりの格安さ。ただし料金の上昇幅は大きく、エキサイトモバイルやb-mobileと比べるとあいにく割高なのは否めない。

高速通信のON/OFF切り替えも残念ながらできないようだ。

オートチャージの上限はユーザーが設定することができる。上限をちゃんと設定しておけば、後になって「うっかり使いすぎて料金がふくれあがってしまった」といった事態は起こらなくて済む。

まだまだあります

ファンダムSIM

段階制プランを採用。リミッターで使いすぎの心配も無し!

アイストリーム株式会社が提供するMVNOのモバイル通信サービス。b-mobileの「おかわりSIM」に似た料金体系を持つ。月額料金は、1ヶ月に500MBまでなら498円、1GBまでが598円、1.5GBまでが685円…と増えていき、5GBまでが1,580円。ここまでが段階制で、その後は100MBあたり160円の従量制となる。「使いすぎ防止リミッター」の機能を使えば想定以上の料金になることを未然に防げて安心。利用料の一部をNPO団体などに寄付できる仕組みもあり。

プラン名月額料金高速通信容量SIM枚数回線
ファンダムSIM498円~
(段階制+従量制)
無制限1枚docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。