月1,000円以下でスマートフォンを使える時代に!

料金や通信速度、機能などから比較し、格安SIM選びをサポート

5GB〜6GB/月の高速通信を使える格安SIMを比較

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5GB〜6GB/月のプランは、格安SIMのデータ容量としては中位として扱われることが多い。3GB/月では足りないと思ったらこれらのプランを選ぼう。

最近はプラン変更ができる格安SIMも増えているから、まずは3GB/月でスタートしてみて様子を見て、その後で移行を検討してみるのも良いだろう。

各SIMの比較・解説

nuroモバイル

格安かつシンプル。SoftBank回線・au回線も選べる!

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供するMVNOのモバイル通信サービス。プラン構成がたびたび変わる妙なSIM。現在はVS・VM・VL・VLLというシンプルでわかりやすいプランと、月20GBのNEOプラン、そして格安の「お試しプラン」が用意されている。

プラン名月額料金高速通信容量回線
音声通話付き VMプラン 990円5GB/月docomo・
SoftBank・au
データ通信+SMS VMプラン990円5GB/月docomo・au
データ通信 VMプラン825円5GB/月docomo・
SoftBank・au

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5GB~6GBの容量帯で最安クラスにいるのがこのnuroモバイルだ。「VMプラン」はなんと5GBの音声SIMで月額1,000円を切る料金を実現した。

しかも「Gigaプラス」というおまけ付き。「Gigaプラス」は3ヶ月ごとに追加の高速データ通信量がもらえる機能で、「VMプラン」なら3GBがもらえる。「3ヶ月に1度もらっても何に使おう…?」と使い道に困るかも知れないが、あるに越したことはない。

LinksMate

ゲームプレイヤーのためのSIM。ゲーム内特典をゲット!

サイバーエージェントグループでCygamesの子会社、株式会社LogicLinksが提供するMVNOのモバイル通信サービス。対象アプリによるデータ通信量を90%以上減らすことのできる「カウントフリーオプション」や、対象ゲームと「連携」してゲーム内アイテムを入手できる特典が用意されており、スマホゲームで遊ぶ方にぴったりの格安SIMだ

プラン名月額料金高速通信容量回線
データ通信のみ 5GB858円5GB/月docomo
データ通信のみ 6GB990円6GB/月docomo
SMS+データ通信 5GB990円5GB/月docomo
SMS+データ通信 6GB1,122円6GB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 5GB 1,210円5GB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 6GB 1,342円6GB/月docomo

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5GBと6GBのプランを選べる。5GBで比較するとnuroモバイルと同じか、またはちょっとだけ高い程度の料金におさまっており、やはり最安クラスの1つだ

ゲーム関係の機能や特典が注目されがちだが、SIMとしての機能も十分で、メジャーな格安SIMにあるような機能はだいたい搭載されているぞ。シンプルなnuroモバイルとは対照的なポイントだ。

IIJmio

優れたプランとサービス品質の高さで業界をリード!

IIJ(インターネットイニシアティブ)が提供するMVNOのモバイル通信サービス。読み方は「アイアイジェイ・ミオ」。音声通話機能のあるプランは「みおふぉん」という愛称で親しまれている。余ったデータ容量の翌月繰り越しやバースト転送機能など、かゆいところに手の届く機能をいち早く取り入れてきた。お得な2つの通話定額オプションも魅力的。柔軟性が持ち味の格安SIMだ。

プラン名月額料金高速通信容量回線
音声SIM 5ギガプラン 990円5GB/月docomo,au
音声eSIM 5ギガプラン 990円5GB/月au
SMS 5ギガプラン970円5GB/月docomo,au
データ 5ギガプラン900円5GB/月docomo
データeSIM 5ギガプラン660円5GB/月docomo

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元々4GBだったのが5GBに容量UP。この月間データ通信量で月額900円代、データeSIMなら600円代という安さで参戦してきた。

音声SIMとSMS SIMならdocomo回線とau回線を選択できる。音声eSIMはau回線のみ。データSIMとデータeSIMはdocomo回線のみ。ややこしいのでお間違いの無いように。

高速通信のON/OFF切り替えや、翌月繰り越しの機能も完備。データ容量を分け合える「データシェア」も利用できる。

また、低速通信時でも最大300kbpsで通信できるようになった。

実効速度が低下しているとの声が最近増えているのが気になる。そこは技術力が強みのIIJなので、5G時代には巻き返して欲しいところだ。

イオンモバイル

プラン数と低価格で勝負する、イオンの格安SIM!

イオンリテールが販売するMVNOのモバイル通信サービス。少ない容量から超大容量まで、幅広いプランの選択肢があり、安さも素晴らしい。最大5枚までSIMカードを使えるシェアプランも用意されているので、ご家族での利用も◎。店舗でもネットでも申し込みが可能で、イオンの全国200店舗以上でアフターサービスが受けられる安心感もある。

プラン名月額料金高速通信容量回線
音声プラン 5GB 1,298円5GB/月docomo・au
音声プラン 6GB 1,408円6GB/月docomo・au
シェア音声プラン 5GB 1,628円5GB/月docomo・au
シェア音声プラン 6GB 1,738円6GB/月docomo・au
データプラン 5GB1,078円5GB/月docomo・au
データプラン 6GB1,188円6GB/月docomo・au

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格安さがウリのイオンモバイルも、nuroモバイルやLinksMate等に次ぐレベルの安さをキープしている。

これも格安SIMで一般的な機能を一通り備えているので、使っていて不便に思うことは少ないだろう。バランスに優れたサービスとして評判もなかなか良い。初心者の方におすすめ。

mineo

docomo・au・SoftBankの回線を選べて、機能も充実!

光回線の「eo光」などを展開している関西のプロバイダ、オプテージが提供するMVNOのモバイル通信サービス。docomo回線・au回線・SoftBank回線の3つのプランが用意されている。データ容量を家族で共有できる「パケットシェア」、誰とでもデータ容量を送り合える「パケットギフト」、それに「複数回線割」「家族割」など、機能的にもとても充実しているのもメリット。サービス内容で選ぶ価値のある格安SIMといえよう

プラン名月額料金高速通信容量回線
マイピタ シングルタイプ 5GB1,265円5GB/月docomo・au・
SoftBank
マイピタ デュアルタイプ 5GB 1,518円5GB/月docomo・au・
SoftBank

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2021年2月に若干フライング気味にプランリニューアルしたmineo。その後で他社が「mineoより安く」とばかりに値下げを行ってきたので(裏目に出た?)、安さではトップクラスから外れてしまった。

それでも、機能の豊富さや、公式コミュニティ「マイネ王」の活発さは非常に魅力的だ

「シングルプラン」がデータSIMで「デュアルプラン」が音声SIMである。トリプルキャリアに対応。auプランなら「シングルタイプ」でもSMSが標準でついている。

余ったデータ容量を家族で共有できる「パケットシェア」も、この5GBのプランなら大きく生かすことができるだろう。最大10回線まで登録できるので、家族全員のスマホを登録してしまうのも良さそうだ。

QTモバイル

3つの回線タイプを選べる、九州生まれの格安SIM!

九州電力の子会社、株式会社QTnetが提供するモバイル通信サービス。九州の方なら光インターネットサービス「BBIQ」で馴染みがあるだろう。日本で初めてdocomo回線の「Dプラン」、au回線の「Aプラン」、SoftBank回線の「Sプラン」の3キャリアのマルチキャリアMVNOとなり、業界を攻めにかかる。データ容量は一般的な6種類から選ぶことができる。「無制限かけ放題」「10分かけ放題」もオプションで利用可能。

プラン名月額料金高速通信容量回線
Dタイプ データ+通話コース 6GB 1,760円6GB/月docomo
Dタイプ データコース 6GB1,430円6GB/月docomo
Aタイプ データ+通話コース 6GB 1,760円6GB/月au
Aタイプ データコース 6GB1,430円6GB/月au
Sタイプ データ+通話コース 6GB 1,760円6GB/月SoftBank
Sタイプ データコース 6GB1,430円6GB/月SoftBank

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高速データ通信量6GBのプランがあり、「データコース」か「データ+通話コース」を選べる。料金的にはあいにく他社よりも一回り高い。

QTモバイルは20GBや30GBのプランのコストパフォーマンスが良いので、どちらかというと大容量を求めるユーザー向けだ。

BIGLOBEモバイル

サービス内容、品質ともに十分。堅実なサービス内容!

BIGLOBEモバイルは、KDDIグループとなったビッグローブが運営するMVNOのモバイル通信サービス。ロゴマークのキャラクター「びっぷる」がかわいい。プランは音声通話あり・なしでそれぞれ5~6種類から選ぶことができる。通話サービス「BIGLOBEでんわ」の通話定額オプションや、YouTubeを始めとするエンタメ系アプリがカウントフリーになる「エンタメフリー・オプション」などが提供されているのが魅力。明確なターゲットで堅実なサービスが持ち味だ。

プラン名月額料金高速通信容量回線
データSIM 6ギガプラン1,595円6GB/月docomo
音声通話SIM プランM(6ギガ) 1,870円6GB/月docomo・au

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数年前、他社がまだ5GBで競い合っていた頃、いち早く「6ギガプラン」を提供してきたBIGLOBE SIM。現在は安さで他社に押されてしまい、比較的高い料金となってしまっている。

「エンタメフリー・オプション」は評判の良い機能だ。YouTubeの他にはAbemaTV、AWAなども対象なので、これらのアプリをよく使う方はぜひ。

irumo

光回線やホームルーターとセットで契約したいプラン!

2023年6月に発表されたdocomoの新料金プランだ。比較的データ容量の少ないプラン構成となっている。0.5GBプランを除いて基本料金は高めだが、dカードで支払うと料金が割引される「dカードお支払い割」や、光回線やホームルーターとのセット契約で料金が割引される「ドコモ光セット割」・「home 5G セット割」を適用することができる特徴を持っている。キャッチコピーは「こんなドコモを待っていた。」。申し込み受け付けは7月1日から。

プラン名月額料金高速通信容量回線
6GB 2,827円6GB/月docomo

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OCN モバイル ONEと入れ替わる形で登場したirumoには、6GBプランがラインナップ。

月額基本料金は2,827円だが、「dカードお支払割」と「ドコモ光セット割/home 5G セット割」を両方適用すれば1,540円となる

特に、ドコモ光かhome 5Gとのセットは必須級だろう。docomoに囲い込まれてもOKだという方はどうぞ。

それにしても、このようなプランを「待っていた」という人はいるのだろうか?