月1,000円以下でスマートフォンを使える時代に!

料金や通信速度、機能などから比較し、格安SIM選びをサポート

音声通話に対応していて安い格安SIMカードを比較

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090/080/070から始まる電話番号で音声通話ができる格安SIMと、そのプランをまとめてみた。

LINEや050 plusといった通話アプリが登場しているとはいえ、まだまだ従来の電話がいいという方も多いだろう。音質もいいし、緊急通話もできるし、なにより扱いが簡単なのがメリット。キャリアからMVNOの格安SIMに乗り換える方にもおすすめだ。

かけ放題サービスも最近、各社から提供されるようになってきている。「かけ放題が使える格安SIMを比較」のページにまとめてあるので、そちらも合わせて参照して欲しい。

各SIMの比較・解説

楽天モバイル

ついにMNOとなった楽天が業界に風穴を開ける!

「第4のキャリア」となった楽天モバイル株式会社が運営するモバイル通信サービス。プランは「Rakuten 最強プラン」の1本勝負。月額料金1,078円から使える段階制で、月20GB以降は楽天回線エリア・パートナー回線エリアともに定額で無制限となった。かけ放題もついている。それでいてMNOとしての常識を越える安さも実現しているぞ。楽天回線エリアは急速に拡大中。楽天スーパーポイントが貯まりやすくなる特典も魅力。

プラン名月額料金高速通信容量回線
Rakuten 最強プラン 1,078円~3,278円3GB/月~無制限
(段階制)
楽天+au

※表は横スクロールしてご覧ください。

現在何かと話題の楽天モバイル。音声通話機能に加えてかけ放題がセットになっており、Rakuten Linkアプリ使用で国内通話が何度でも何時間でもかけられるぞ

しかも月額料金は高速データ通信量に応じた段階制で、月に3GBまでが1,078円、20GBまでが2,178円、20GB以降が3,278円。

通話用のRakuten Linkアプリは、コミュニケーションサービスの次世代規格である「RCS」に準拠。通話にはネット回線が用いられるが電話番号は(IP電話の050番号ではなく)090/080/070番号でOK。

音質については今のところ賛否両論で、全く気にならないという人もいれば昔のアナログ電話並みという人もいる。もっとも、5Gの時代が到来するようにネット回線の速度はどんどんアップしており、それに従って音質もこれから良くなっていくことが期待できる。

他のメリットとしては、圏外であってもネットさえつながれば通話ができること。電波の入りにくい地域に行くときには役に立つだろう。

また、必要があればRakuten Linkを使わずに電話をかけることも可能だ。その場合は既定の通話料がかかる。

povo

自由でシンプルで高品質。大手キャリアも変わる!

auのオンライン限定プラン。明らかにdocomoの新プランであるahamoに対抗したものだ。2021年9月に「povo 2.0」がリリースされ、基本料金はなんと0円に。データ容量やかけ放題機能、サポートなどはすべてトッピングとなった。このトッピングを自分の必要に応じてセットできるのは大きな特徴となっている。ただ180日以上有料トッピングの購入等が無い場合、利用停止や契約解除になる可能性があるのでご注意を。

プラン名月額料金高速通信容量回線
povo 2.0 0円不可
(トッピングで追加可能)
au

※表は横スクロールしてご覧ください。

povo 2.0ではほとんどの機能が「トッピング」というオプション扱いになっているのだが、音声通話機能は標準でついている。それでいて基本料金が0円というのだから驚きだ。通話料金は30秒あたり22円。

ただし、180日間有料サービスを使わずにいると利用停止・契約解除になることがある。そうならないようにするためには、具体的には有料トッピングを購入するか、または660円以上通話・SMSを利用する必要があるとのこと。

通話で660円使うには30分通話すればOKなので、時々は電話をかけて契約を維持するようにしよう。

もちろん3GBや20GBといったデータトッピングをつけて使うようにしても良い。それらのコストパフォーマンスもMVNO並みに安いのでぜひチェックしてみよう。

nuroモバイル

格安かつシンプル。SoftBank回線・au回線も選べる!

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供するMVNOのモバイル通信サービス。プラン構成がたびたび変わる妙なSIM。現在はVS・VM・VL・VLLというシンプルでわかりやすいプランと、月20GBのNEOプラン、そして格安の「お試しプラン」が用意されている。

プラン名月額料金高速通信容量回線
NEOプラン 2,699円20GB/月docomo
NEOプランW 3,980円40GB/月docomo
音声通話付き VSプラン 792円3GB/月docomo・
SoftBank・au
音声通話付き VMプラン 990円5GB/月docomo・
SoftBank・au
音声通話付き VLプラン 1,485円10GB/月docomo・
SoftBank・au
音声通話付き VLLプラン 1,790円15GB/月docomo・
SoftBank・au
5分かけ放題プラン 930円1GB/月docomo・au
10分かけ放題プラン 1,320円1GB/月docomo・au
かけ放題プラン 1,870円1GB/月docomo・au

※表は横スクロールしてご覧ください。

「VSプラン」の3GBから「VLLプラン」の15GBまで、比較的少ないデータ容量のプランがラインナップされており、なんとどれも最安クラス

docomo・au・SoftBankの3回線が揃っているのも見逃せない。3回線で月額料金の差も無くなった。月額880円の「10分かけ放題」オプションもある。

他には、2022年10月にリリースされた「かけ放題プラン」にも注目だ。データ容量は月1GBと少ないが、時間・回数ともに無制限のかけ放題となっているぞ。

エキサイトモバイル

段階制と定額制、選べる2つの料金プラン!

XTech(クロステック)傘下となったエキサイトが提供するMVNOのモバイル通信サービス。段階制プランの「Fit」はデータ容量を無駄なく利用したい方におすすめ。月次プランの「Flat」も低容量〜中容量なら非常にリーズナブル。追加SIMにも対応しているので複数の端末を所有する方にはもってこいの格安SIMだ。

プラン名月額料金高速通信容量回線
Fit 音声 495円~
3,245円
0MB/月~
25GB/月
docomo・au
Flat 音声 0GB(低速通信のみ) 660円不可docomo・au
Flat 音声 3GB 1,210円3GB/月docomo・au
Flat 音声 12GB 1,650円12GB/月docomo・au
Flat 音声 20GB 2,068円20GB/月docomo・au
Flat 音声 25GB 2,970円25GB/月docomo・au
Flat 音声 30GB 4,400円30GB/月docomo・au
Flat 音声 40GB 7,700円40GB/月docomo・au
Flat 音声 50GB 11,198円50GB/月docomo・au

※表は横スクロールしてご覧ください。

エキサイトモバイルにはお得な音声SIMがいくつもあるぞ

段階制の「Fit 音声」は、1ヶ月のうちに使った高速データ通信量に応じて月額料金が決まるシステムになっており、全くデータ通信を行わなければ月額わずか495円で利用できる。

「Flat 音声 0GB」も月額660円で、「Fit 音声」ほどではないがお得。こっちは定額制なので、うっかりデータ通信を行ってしまっても支払い料金が上がることが無いのでその点は安心。通話のみの利用でネットが不要という方に適している。

データ通信量が多めの「Flat 12GB」や「Flat 20GB」も最安クラスなので、ぜひ候補に入れておこう。

IIJmio

優れたプランとサービス品質の高さで業界をリード!

IIJ(インターネットイニシアティブ)が提供するMVNOのモバイル通信サービス。読み方は「アイアイジェイ・ミオ」。音声通話機能のあるプランは「みおふぉん」という愛称で親しまれている。余ったデータ容量の翌月繰り越しやバースト転送機能など、かゆいところに手の届く機能をいち早く取り入れてきた。お得な2つの通話定額オプションも魅力的。柔軟性が持ち味の格安SIMだ。

プラン名月額料金高速通信容量回線
音声SIM 2ギガプラン 850円2GB/月docomo,au
音声SIM 5ギガプラン 990円5GB/月docomo,au
音声SIM 10ギガプラン 1,500円10GB/月docomo,au
音声SIM 15ギガプラン 1,800円15GB/月docomo,au
音声SIM 20ギガプラン 2,000円20GB/月docomo,au
音声eSIM 2ギガプラン 850円2GB/月au
音声eSIM 5ギガプラン 990円5GB/月au
音声eSIM 10ギガプラン 1,500円10GB/月au
音声eSIM 15ギガプラン 1,800円15GB/月au
音声eSIM 20ギガプラン 2,000円20GB/月au
従量制プラン(音声通話機能付き) 1,298円~
5,500円
1GB/月~
20GB/月
au

※表は横スクロールしてご覧ください。

早くから音声通話に対応したIIJmio。これらのプランは「みおふぉん」と呼ばれて親しまれており、評判も良い。

ギガプランは最も安いもので月2GB、月額850円から。月5GB以上はどれもコストパフォーマンスが優れており、月額990円〜2,000円で利用できるぞ。

3種類ある通話オプションも使いやすい。「通話定額5分+」は月額500円で1回5分以内の国内通話が定額になる。「通話定額10分+」は月額700円で1回10分以内の通話が定額になる。「かけ放題+」は月額1,400円で国内通話が無制限にかけ放題だ。

b-mobile/日本通信SIM

大手キャリアが安くなれば、MVNOはもっと安くなる!

日本におけるMVNOの先駆け、日本通信が提供するモバイル通信サービス。ユーザー目線で合理的な料金を実現することに心血を注ぎ、先頭を切って月額料金の値下げを実現させている。2017年にSoftBank回線の格安SIMが実現したのもこの会社からだ。他にもユニークな段階定額プランや、iPad用の激安プランなどが用意されている。プラン構成が変わることの多いサービスではあるが、常に試行錯誤を続けている証と言えるだろう。

プラン名月額料金高速通信容量回線
日本通信SIM 合理的シンプル290プラン 290円~
22,070円
1GB/月~
100GB/月
docomo
日本通信SIM 合理的みんなのプラン 1,390円~
5,790円
10GB/月~
30GB/月
docomo
日本通信SIM 合理的30GBプラン 2,178円~
6,578円
30GB/月~
50GB/月
docomo
日本通信SIM 合理的かけほプラン 2,728円~
8,668円
3GB/月~
30GB/月
docomo
b-mobile 990ジャストフィットSIM 1,089円~
5,269円
1GB/月~
20GB/月
docomo・
SoftBank
b-mobile START SIM 1,518円1.5GB/月docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

プランが頻繁に変わるb-mobile/日本通信SIM。ここ最近は、MVNO向けの回線接続料引き下げにより安価なプランを実現し、他社に先駆けて提供する、といったパターンが多い。

注目は、大容量かつ超格安でさらに月に70分までの国内通話が無料の「合理的30GBプラン」。docomo新料金プランのahamoに対抗したプランで、本気を出せばこれだけ安くできるということを示した。30GBとしてはダントツのコストパフォーマンスだ。

mineo

docomo・au・SoftBankの回線を選べて、機能も充実!

光回線の「eo光」などを展開している関西のプロバイダ、オプテージが提供するMVNOのモバイル通信サービス。docomo回線・au回線・SoftBank回線の3つのプランが用意されている。データ容量を家族で共有できる「パケットシェア」、誰とでもデータ容量を送り合える「パケットギフト」、それに「複数回線割」「家族割」など、機能的にもとても充実しているのもメリット。サービス内容で選ぶ価値のある格安SIMといえよう

プラン名月額料金高速通信容量回線
マイピタ デュアルタイプ 1GB 1,298円1GB/月docomo・au・
SoftBank
マイピタ デュアルタイプ 5GB 1,518円5GB/月docomo・au・
SoftBank
マイピタ デュアルタイプ 10GB 1,958円10GB/月docomo・au・
SoftBank
マイピタ デュアルタイプ 20GB 2,178円20GB/月docomo・au・
SoftBank
マイそく デュアルタイプ スタンダード 990円無制限
(最大1.5Mbps)
(平日12時台を除く)
docomo・au・
SoftBank
マイそく デュアルタイプ プレミアム 2,200円無制限
(最大3Mbps)
(平日12時台を除く)
docomo・au・
SoftBank
マイそく デュアルタイプ ライト 660円無制限
(最大300kbps)
(平日12時台を除く)
docomo・au・
SoftBank

※表は横スクロールしてご覧ください。

ドコモプラン、auプラン、ソフトバンクプランの3回線が選べるmineoで、音声通話が利用できるプランは「デュアルプラン」と呼ばれる。

「マイピタ」は高速通信データ量に応じた各4種類のプランから選ぶことができる。料金的には、20GBが他社並みの安さでGOOD。それ以外はあいにくやや割高となっている。

「マイそく」は通信速度を3種類の中から選べる無制限プランで、これも魅力。特に「スタンダード」は最大受信速度1.5Mbpsで月額990円という安さだ。

同社のIP電話サービス「LaLa Call」が月額基本料金無料で使えるようになるのもメリット。同じLaLa Call同士なら通話料がかからないので、ご家族との通話にはそちらを使い、それ以外の通話には090/080番号の音声通話を使う、といったように使い分けるのも良いだろう。

容量をmineoユーザー間で融通できる「フリータンク」「ゆずるね。」といった新しい試みも行われており、使っていて楽しいSIMだ。

イオンモバイル

プラン数と低価格で勝負する、イオンの格安SIM!

イオンリテールが販売するMVNOのモバイル通信サービス。少ない容量から超大容量まで、幅広いプランの選択肢があり、安さも素晴らしい。最大5枚までSIMカードを使えるシェアプランも用意されているので、ご家族での利用も◎。店舗でもネットでも申し込みが可能で、イオンの全国200店舗以上でアフターサービスが受けられる安心感もある。

プラン名月額料金高速通信容量回線
音声プラン 0.5GB 803円0.5GB/月docomo・au
音声プラン 1GB 858円1GB/月docomo・au
音声プラン 2GB 968円2GB/月docomo・au
音声プラン 3GB 1,078円3GB/月docomo・au
音声プラン 4GB 1,188円4GB/月docomo・au
音声プラン 5GB 1,298円5GB/月docomo・au
音声プラン 6GB 1,408円6GB/月docomo・au
音声プラン 7GB 1,518円7GB/月docomo・au
音声プラン 8GB 1,628円8GB/月docomo・au
音声プラン 9GB 1,738円9GB/月docomo・au
音声プラン 10GB 1,848円10GB/月docomo・au
音声プラン 20GB 1,958円20GB/月docomo・au
音声プラン 30GB 3,058円30GB/月docomo・au
音声プラン 40GB 4,158円40GB/月docomo・au
音声プラン 50GB 5,258円50GB/月docomo・au
シェア音声プラン 1GB 1,188円1GB/月docomo・au
シェア音声プラン 2GB 1,298円2GB/月docomo・au
シェア音声プラン 3GB 1,408円3GB/月docomo・au
シェア音声プラン 4GB 1,518円4GB/月docomo・au
シェア音声プラン 5GB 1,628円5GB/月docomo・au
シェア音声プラン 6GB 1,738円6GB/月docomo・au
シェア音声プラン 7GB 1,848円7GB/月docomo・au
シェア音声プラン 8GB 1,958円8GB/月docomo・au
シェア音声プラン 9GB 2,068円9GB/月docomo・au
シェア音声プラン 10GB 2,178円10GB/月docomo・au
シェア音声プラン 20GB 2,288円20GB/月docomo・au
シェア音声プラン 30GB 3,388円30GB/月docomo・au
シェア音声プラン 40GB 4,488円40GB/月docomo・au
シェア音声プラン 50GB 5,588円50GB/月docomo・au

※表は横スクロールしてご覧ください。

ご覧の通り、非常に多くのプランが揃っている。少ないものは0.5GBから、多いものでは50GBまで選び放題。しかも、どのプランを見てもかなり安い部類に入る。

最大5枚のSIMカードを使える「シェア音声プラン」もあるぞ。SIMを追加すると追加SIM利用料はかかるが、それでも別々に契約するよりはお得になる場合が多いので、計算してみると良いだろう。

LIBMO

キャンペーン特典の豪華さでは誰にも負けない!

静岡のプロバイダ、TOKAIコミュニケーションズが提供する格安SIM。0GB(200kbps)・3GB・8GB・20GB・30GBの5種類のプランがあり、中でも20GB・30GBの料金の安さはピカイチ。何より特徴的なのがキャンペーンで、開催されれば他社を凌ぐ量の特典を得ることができて非常にお得だ。

プラン名月額料金高速通信容量回線
なっとくプラン 音声通話機能付きSIM(3GB) 980円3GB/月docomo
なっとくプラン 音声通話機能付きSIM(8GB) 1,518円8GB/月docomo
なっとくプラン 音声通話機能付きSIM(20GB) 1,991円20GB/月docomo
なっとくプラン 音声通話機能付きSIM(30GB) 2,728円30GB/月docomo
ゴーゴープラン 5分かけ放題 1,100円500MB/月docomo
ゴーゴープラン 10分かけ放題 1,320円500MB/月docomo
ゴーゴープラン かけ放題マックス 1,980円500MB/月docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

「なっとくプラン」は一般的な月次プランで、3GB・8GB・20GB・30GBというラインナップとなっている。特に20GBの安さは十分

500MBのデータ容量とかけ放題がセットになった「ゴーゴープラン」もあるぞ。電話をかける機会が多くてデータ通信はほとんど使わないという方にうってつけだ。

LIBMOはややマイナーなSIMではあるが、キャンペーンの豊富さやポイント制度などもあってお得度は高い。

1つ注意点としては、1年以内に解約した場合に契約解除料が発生すること。といっても契約解除料は月額利用料の1ヶ月分相当なのでそこまで高いわけではないが。

UQ mobile

KDDIグループの会社が運営する、注目の格安SIM!

WiMAXでも知られるUQコミュニケーションズが提供するMVNOのモバイル通信サービス。 2023年6月にリリースされた「コミコミプラン」は10分かけ放題がセットになったプラン。他に光回線とセットで大きな割引を得られるプランもある。データ容量の翌月繰り越しができる点が大手キャリアには無いメリット。かけ放題のオプションも強力。通信品質の高さでも評価が高く、実効速度は格安SIMの中でもトップクラスと言われている

プラン名月額料金高速通信容量回線
トクトクプラン 2,277円~
3,465円
1GB/月~15GB/月au
コミコミプラン 3,278円20GB/月au
ミニミニプラン 2,365円4GB/月au

※表は横スクロールしてご覧ください。

auのサブブランドであるUQ mobile。2023年にプランがリニューアルした

「コミコミプラン」は10分かけ放題がセットになったプランで、「トクトクプラン」と「ミニミニプラン」は、自宅の光回線とセットで値引きされる「自宅セット割」や、家族と一緒に使うと値引きされる「家族セット割」などを適用することで安くなる、やや複雑なプランとなっている。

データ通信の実効速度はよく出ていると評判だ。サブブランドの強みである。

Y!mobile

通話無料サービスが特徴。キャンペーンも充実!

Y!mobile(ワイモバイル)は、イーモバイルとウィルコムが合併し、ヤフーと業務提携して誕生。現在はソフトバンクのサブブランドという位置付けの通信サービスである。通話無料サービスを以前から長く提供してきている。SIM単体でも契約が可能。料金体系が少々ややこしいのがネックだが、キャンペーンや割引制度が充実していて、それを考慮すればコストパフォーマンスにも優れている。

プラン名月額料金高速通信容量回線
シンプル2 S 2,365円4GB/月Y!mobile
シンプル2 M 2,915円~4,015円1GB/月~20GB/月Y!mobile
シンプル2 L 2,915円~5,115円1GB/月~30GB/月Y!mobile

※表は横スクロールしてご覧ください。

現在提供中のプランは「シンプル2」。通話無料サービスはオプションとして分離した。月額880円の「だれとでも定額+」オプションをつけることで以前と同様の通話無料サービスとなる。

さらに月額1,980円の「スーパーだれとでも定額+」オプションをつければ、10分以内という通話時間の制限もなくなり、文字通り「使い放題」になる。ご家族で使うにもよし、仕事で使うにもよし。

Y!mobileは月額基本料金は高いが各種割引サービスの恩恵がとても大きいので、選ぶなら基本的に適用したいところ。

irumo

光回線やホームルーターとセットで契約したいプラン!

2023年6月に発表されたdocomoの新料金プランだ。比較的データ容量の少ないプラン構成となっている。0.5GBプランを除いて基本料金は高めだが、dカードで支払うと料金が割引される「dカードお支払い割」や、光回線やホームルーターとのセット契約で料金が割引される「ドコモ光セット割」・「home 5G セット割」を適用することができる特徴を持っている。キャッチコピーは「こんなドコモを待っていた。」。申し込み受け付けは7月1日から。

プラン名月額料金高速通信容量回線
0.5GB 550円0.5GB/月docomo
3GB 2,167円3GB/月docomo
6GB 2,827円6GB/月docomo
9GB 3,377円9GB/月docomo

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ほとんど音声通話のみの利用であれば、0.5GBプランはMVNO並みの安さで使えるので悪くない

もっとも安さで言えば日本通信SIMの方が安いのだが、やっぱり大手キャリアのdocomoがいいという方におすすめ。

0.5GBプランには複雑な割引制度も無いので、シンプルにこの基本料金で利用し続けることができるぞ(通話料はもちろんかかる)。

まだまだあります(以下、一部古い情報あり)

エックスモバイル

世界のHAPPYを目指す、SIM業界のチャレンジャー!

エックスモバイル(旧:もしもシークス)は、2013年10月に設立されたエックスモバイル株式会社が提供するMVNOのモバイル通信サービス。無料通話分を含むプランをMVNOとして国内で初めて提供。またSIMと合わせて、独自のルートで調達したというiPhoneを販売しており、そのことでネットユーザーを驚かせたことも。毎月の通信料金の1%を途上国に寄付する活動も行っている。

プラン名月額料金高速通信容量回線
音声プラン 1,078円~0GB/月~
(追加可能)
docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

MVNOとして初めて通話定額プランを提供開始したエックスモバイル(旧:もしもシークス)。基本プランとなる「音声プラン」に「かけたい放題ライト」または「かけたい放題フル」を追加することができる。

「かけたい放題ライト」は月額935円で10分以内の通話が定額でかけ放題。「かけたい放題フル」は月額2,530円で基本的には回数・時間ともに定額で無制限にかけ放題となる(ただし通話用途で無い利用には制限がかかる場合あり)。

懸念点があるとすれば、大手や老舗の企業も多く参入している格安SIM業界の中で、こちらの運営会社は小さなベンチャー企業。エックスモバイルを使う場合は、人柱になる覚悟が必要になるかも。

@モバイルくん。

3G使い放題プランにオートチャージ等、個性が光るSIM!

SORAシム株式会社が提供するMVNOのモバイル通信サービス。親しみやすいネーミングが良い。オートチャージの機能を持った段階制の「もっと使ったぶ〜んだけプラン」や、無制限で3Gによるデータ通信ができ、旧世代の通信方式ながらそこそこの速度を出すことができる「3G使い放題プラン」など、特徴的なプランが光る格安SIMである

プラン名月額料金高速通信容量回線
もっと使ったぶ~んだけプラン 1,320円~500MB/月~docomo
なっ得プラン 3,190円~5GB/月~docomo
通話もできる10GBプラン 5,500円~10GB/月~docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

「もっと使ったぶ〜んだけプラン」は月額料金が1,320円から使えるというプランである

高速通信を500MB/月から利用できるのもポイント。オートチャージの仕組みがあり、500MBを超えてデータ通信を使った時は自動的にデータ容量がチャージされ、1GBチャージまでは500MBごとに550円、2GBチャージまでは500MBごとに440円、それ以降は500MBごとに330円ずつ加算されていく。チャージ料金はあいにく安いとは言えないので、いざという時以外はできるだけ節約したいところ。

オートチャージの上限はユーザー側で設定できるので、使いすぎの心配は無く、そのあたりは安心。

利用に応じて「@ポイント」を獲得でき、そのポイントを月額料金の支払いやデータ容量の追加に充てることもできるお得な制度もある。

hi-ho LTE typeD

3GB/月でSIM3枚を使えるプランが安い!

株式会社ハイホーが提供する、MVNOのモバイル通信サービス。3GB/月でSIM3枚のプランや、より安い2GB/月のプランなどが用意されており、親会社のIIJにはない特徴を出している。データ容量の翌月繰り越しやバースト機能などにもばっちり対応。

プラン名月額料金高速通信容量回線
エントリー847円2GB/月docomo
ミニマムスタート1,027円3GB/月docomo
アソート1,550円3GB/月docomo
ファミリーシェア3,122円10GB/月docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

※SIM1枚につき月額700円で音声対応が可能

月額料金に770円をプラスすれば音声通話機能を使用可能。

「アソート」と「ファミリーシェア」でSIMカードを3枚まで使うことができる。特に3GB/月の「アソート」はなかなかお得