月1,000円以下でスマートフォンを使える時代に!

料金や通信速度、機能などから比較し、格安SIM選びをサポート

月額料金が最安クラスの格安SIMカードを比較

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機能が少なくても、実効速度が遅くても、マイナーなSIMでも、とにかく安いのがいい! という方向けに、月額料金が特に安い格安SIMをデータ容量別にピックアップして紹介しよう。

これまで、あまり使わないのに我慢して高いスマホを使っていた方は、乗り換えすることで月々の負担を大きく減らすことができるだろう。 また、初めてスマホを使う方にもおすすめ。ここからスタートするのは悪くない選択肢だ。

0GB~1GB未満で最安クラスのSIM

povo

自由でシンプルで高品質。大手キャリアも変わる!

auのオンライン限定プラン。明らかにdocomoの新プランであるahamoに対抗したものだ。2021年9月に「povo 2.0」がリリースされ、基本料金はなんと0円に。データ容量やかけ放題機能、サポートなどはすべてトッピングとなった。このトッピングを自分の必要に応じてセットできるのは大きな特徴となっている。ただ180日以上有料トッピングの購入等が無い場合、利用停止や契約解除になる可能性があるのでご注意を。

プラン名月額料金高速通信容量回線
povo 2.0 0円不可
(トッピングで追加可能)
au

※表は横スクロールしてご覧ください。

povoは大幅アップデートして、あらゆる機能がトッピングとして着脱可能な「オールトッピング」となった。何もトッピングをつけなければ月額基本料金は0円となり、やはりこれ以上無い最安だ。

なお音声通話機能は最初からついている。

ただ、ある程度有料サービスを使わないと利用停止や契約解除になることがある。「データ追加1GB(7日間)」や「データ使い放題(24時間)」のようなスポット的に使えるトッピングもあるので、たまに利用すると良いだろう。

LinksMate

ゲームプレイヤーのためのSIM。ゲーム内特典をゲット!

サイバーエージェントグループでCygamesの子会社、株式会社LogicLinksが提供するMVNOのモバイル通信サービス。対象アプリによるデータ通信量を90%以上減らすことのできる「カウントフリーオプション」や、対象ゲームと「連携」してゲーム内アイテムを入手できる特典が用意されており、スマホゲームで遊ぶ方にぴったりの格安SIMだ

プラン名月額料金高速通信容量回線
データ通信のみ 100MB165円100MB/月docomo
データ通信のみ 200MB275円200MB/月docomo
データ通信のみ 300MB308円300MB/月docomo
データ通信のみ 400MB330円400MB/月docomo
データ通信のみ 500MB363円500MB/月docomo
SMS+データ通信 100MB297円100MB/月docomo
SMS+データ通信 200MB407円200MB/月docomo
SMS+データ通信 300MB440円300MB/月docomo
SMS+データ通信 400MB462円400MB/月docomo
SMS+データ通信 500MB495円500MB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 100MB 517円100MB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 200MB 627円200MB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 300MB 660円300MB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 400MB 682円400MB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 500MB 715円500MB/月docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

2021年3月の値下げラッシュの中、最安クラスに躍り出てきたのがこのLinksMateだ。100MB、200MB、300MB、400MB、500MB、1GB、2GB…と非常に細かくプランが用意されている。

100MBでデータSIMならたった165円、音声SIMでも517円と、これまで最安クラスに君臨していたロケットモバイルをも超えた。1GBや2GBのプランでも他を圧倒する安さ。

ただし、残念ながら1GB以下のプランではゲーム関係の特典がもらえない(もらえるのは2GB/月以上)。特典目当ての方は間違ってこれらのプランを選ばないよう気をつけよう。

HISモバイル

旅行会社が提供する格安SIMで、もっと世界を楽しもう!

旅行会社のH.I.S.と日本通信の合弁会社であるH.I.S.Mobile株式会社が提供するMVNOのモバイル通信サービス。プラン月額料金はかなりの安さだし、「6分かけ放題」や9円/30秒の通話料金など、他社との細かい差別化も注目ポイントだ。HISモバイル利用者向けの豊富な優待も魅力。高速データ通信量の翌月繰り越しは不可。

プラン名月額料金高速通信容量回線
自由自在2.0プラン 1GB 550円
※100MB未満なら280円
1GB/月docomo
ビタッ!プラン198円~
5,775円
100MB/月~
30GB/月
docomo・SoftBank

※表は横スクロールしてご覧ください。

「自由自在2.0プラン 1GB」は音声通話付きで月額550円のプランなのだが、月100MB未満の利用であれば月額280円で済むという特徴を持っている。自宅にWi-Fiがあってスマホをあまり外に持ち出さない方ならこの恩恵を受けられることだろう。

「ビタッ!プラン」はデータ通信専用の段階制プランで、100MBまでなら198円で利用できるぞ。100MBを超えると2GBまでが770円、5GBまでが1,320円…というふうに料金が上がっていく。最大は30GB。料金の上がり幅が結構大きいので、データ使用量は少なめに抑えておくのが良さそう。

ロケットモバイル

業界最安級で利用できるプランは、まさに「神」!

株式会社IoTコンサルティングが運営するMVNOのモバイル通信サービス。月額328円からという格安さを誇る「神プラン」が人気だ。一部プランを除いて法人・一般のどちらでも契約可能。利用中のプランをいつでもすぐに変更できる「今すぐプラン変更」もこのサービスならでは。

プラン名月額料金高速通信容量回線
Dプラン 神プラン データプラン328円不可docomo
Dプラン 神プラン 通話プラン 490円不可docomo
Sプラン 神プラン(S) データプラン438円不可SoftBank
Sプラン 神プラン(S) 通話プラン 627円不可SoftBank
Aプラン 神プラン データプラン328円不可au
Aプラン 神プラン 通話プラン 490円不可au
Rプラン 神プラン データプラン328円不可Rakuten

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このロケットモバイルは現在でも最安クラスの一員だ。

「神プラン」は通信速度が最大200kbpsと遅いものの、データSIMなら月額料金が328円(Dプラン・Aプラン・Rプランの場合)、音声SIMでも490円(Dプラン・Aプランの場合)という格安さ

しかもバースト機能付きなのが驚き(Rプランを除く)。バースト機能とはデータ通信を開始して最初の一定量だけ高速に通信できるという機能で、特にメールやLINEのように少ないデータをポツポツと通信するような用途であれば快適度が大幅に向上する。

ロケットモバイルはややマイナーな格安SIMではあるが、バースト機能があるおかげで最安クラスの割に使い勝手はなかなか良いのでおすすめ。

Spotifyなどの音楽配信サービスもおおむね問題無く使うことができるだろう。ただしブラウザでWebサイトの閲覧は表示の遅さを感じるレベルなので、ブラウザを使うことがある方は高速通信ができるプランを選んだ方が無難だ。

nuroモバイル

格安かつシンプル。SoftBank回線・au回線も選べる!

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供するMVNOのモバイル通信サービス。プラン構成がたびたび変わる妙なSIM。現在はVS・VM・VL・VLLというシンプルでわかりやすいプランと、月20GBのNEOプラン、そして格安の「お試しプラン」が用意されている。

プラン名月額料金高速通信容量回線
データ通信+SMS お試しプラン495円0.2GB/月docomo・au
データ通信 お試しプラン330円0.2GB/月docomo・
SoftBank・au

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nuroモバイルは「お試しプラン」を選ぶことができる。高速データ通信量は0.2GB/月で、月額料金はエキサイトモバイルやロケットモバイルと同じくらい。あいにく音声SIMは無し。

機能的にいろいろと制限があり、高速データ通信量の翌月繰り越しができず、「データ前借り」「パケットギフト」が使えない。またデータ通信量を使い切った後は最大通信速度が32kbpsまで下がる。それでもこの維持費の安さは魅力的だ。

エキサイトモバイル

段階制と定額制、選べる2つの料金プラン!

XTech(クロステック)傘下となったエキサイトが提供するMVNOのモバイル通信サービス。段階制プランの「Fit」はデータ容量を無駄なく利用したい方におすすめ。月次プランの「Flat」も低容量〜中容量なら非常にリーズナブル。追加SIMにも対応しているので複数の端末を所有する方にはもってこいの格安SIMだ。

プラン名月額料金高速通信容量回線
Fit 音声 495円~
3,245円
0MB/月~
25GB/月
docomo・au
Fit SMS462円~
3,212円
0MB/月~
25GB/月
docomo・au
Fit データ385円~
3,135円
0MB/月~
25GB/月
docomo
Flat 音声 0GB(低速通信のみ) 660円不可docomo・au
Flat SMS 0GB(低速通信のみ)627円不可docomo・au
Flat データ 0GB(低速通信のみ)550円不可docomo

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「Fit」は段階制のプラン。高速データ通信を全く使わなければワンコイン(500円)以下で使えるのがポイントだ。

「Flat」は一般的な月次のプラン。こちらも0GB(低速通信のみ)のプランが存在し、データSIMで500円代、音声SIMでも600円代というお手頃価格となっている。

LinksMateが段違いの安さになったため、エキサイトの安さがやや霞んでしまったか。

LIBMO

キャンペーン特典の豪華さでは誰にも負けない!

静岡のプロバイダ、TOKAIコミュニケーションズが提供する格安SIM。0GB(200kbps)・3GB・8GB・20GB・30GBの5種類のプランがあり、中でも20GB・30GBの料金の安さはピカイチ。何より特徴的なのがキャンペーンで、開催されれば他社を凌ぐ量の特典を得ることができて非常にお得だ。

プラン名月額料金高速通信容量回線
なっとくプラン データ通信専用SIM(ライト)528円不可docomo

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「なっとくプラン(ライト)」は最大通信速度200kbpsで無制限に通信ができるSIMだ。ただ選べるのはデータ通信専用SIMのみで、音声通話付きSIMは提供されていない。ちょっと残念。

古いスマホにこのSIMを刺して、SpotifyやRadiko専用機にしてしまうのも悪くないかも。

irumo

光回線やホームルーターとセットで契約したいプラン!

2023年6月に発表されたdocomoの新料金プランだ。比較的データ容量の少ないプラン構成となっている。0.5GBプランを除いて基本料金は高めだが、dカードで支払うと料金が割引される「dカードお支払い割」や、光回線やホームルーターとのセット契約で料金が割引される「ドコモ光セット割」・「home 5G セット割」を適用することができる特徴を持っている。キャッチコピーは「こんなドコモを待っていた。」。申し込み受け付けは7月1日から。

プラン名月額料金高速通信容量回線
0.5GB 550円0.5GB/月docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

OCN モバイル ONEが新規受け付けを停止し、その代わりに登場したirumo。

0.5GBのプランが用意されている。このプランはドコモ光などをセットで契約しなくても月額550円という安さで利用することができる。

このプランは4G通信のみで、最大通信速度が3Mbpsに抑えられている。0.5GBの容量を使い切った後は最大通信速度が128kbpsにまで下がってしまう点にも注意が必要だ。また、OCN モバイル ONEの時にはあった無料通話分も無くなっている。

プランのスペック的にはOCN モバイル ONEの時よりも下がってしまった感じではあるが、大手キャリアであるdocomoからこのような格安プランが登場したというのは大きな意味があるのではないだろうか

1GB~9GBで最安クラスのSIM

nuroモバイル

格安かつシンプル。SoftBank回線・au回線も選べる!

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供するMVNOのモバイル通信サービス。プラン構成がたびたび変わる妙なSIM。現在はVS・VM・VL・VLLというシンプルでわかりやすいプランと、月20GBのNEOプラン、そして格安の「お試しプラン」が用意されている。

プラン名月額料金高速通信容量回線
音声通話付き VSプラン 792円3GB/月docomo・
SoftBank・au
音声通話付き VMプラン 990円5GB/月docomo・
SoftBank・au
データ通信+SMS VSプラン792円3GB/月docomo・au
データ通信+SMS VMプラン990円5GB/月docomo・au
データ通信 VSプラン627円3GB/月docomo・
SoftBank・au
データ通信 VMプラン825円5GB/月docomo・
SoftBank・au
5分かけ放題プラン 930円1GB/月docomo・au
10分かけ放題プラン 1,320円1GB/月docomo・au
かけ放題プラン 1,870円1GB/月docomo・au

※表は横スクロールしてご覧ください。

なんと3GB、5GBのどちらのプランも最安クラス。特に音声SIMの安さで他社にリードしているぞ。

5GBの「VMプラン」には、3ヶ月ごとにデータ容量がもらえる「Gigaプラス」という機能がついており、もらえるデータ容量は1回3GB。ただでさえ安いプランにさらにデータ容量がプラスされるという太っ腹な機能だ。ただ、もらえる間隔がちょっと長いのでデータ容量の管理にはちょっと頭を使う必要があるかも。

なお「Gigaプラス」でもらったデータ容量は翌々月まで繰り越しが可能なので、慌てて使わなくても大丈夫。

LinksMate

ゲームプレイヤーのためのSIM。ゲーム内特典をゲット!

サイバーエージェントグループでCygamesの子会社、株式会社LogicLinksが提供するMVNOのモバイル通信サービス。対象アプリによるデータ通信量を90%以上減らすことのできる「カウントフリーオプション」や、対象ゲームと「連携」してゲーム内アイテムを入手できる特典が用意されており、スマホゲームで遊ぶ方にぴったりの格安SIMだ

プラン名月額料金高速通信容量回線
データ通信のみ 1GB385円1GB/月docomo
データ通信のみ 2GB418円2GB/月docomo
データ通信のみ 3GB550円3GB/月docomo
データ通信のみ 4GB726円4GB/月docomo
データ通信のみ 5GB858円5GB/月docomo
データ通信のみ 6GB990円6GB/月docomo
データ通信のみ 7GB1,111円7GB/月docomo
データ通信のみ 8GB1,254円8GB/月docomo
データ通信のみ 9GB1,353円9GB/月docomo
SMS+データ通信 1GB517円1GB/月docomo
SMS+データ通信 2GB550円2GB/月docomo
SMS+データ通信 3GB682円3GB/月docomo
SMS+データ通信 4GB858円4GB/月docomo
SMS+データ通信 5GB990円5GB/月docomo
SMS+データ通信 6GB1,122円6GB/月docomo
SMS+データ通信 7GB1,243円7GB/月docomo
SMS+データ通信 8GB1,386円8GB/月docomo
SMS+データ通信 9GB1,485円9GB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 1GB 737円1GB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 2GB 770円2GB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 3GB 902円3GB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 4GB 1,078円4GB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 5GB 1,210円5GB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 6GB 1,342円6GB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 7GB 1,463円7GB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 8GB 1,606円8GB/月docomo
音声通話+SMS+データ通信 9GB 1,705円9GB/月docomo

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LinksMateも最安クラスとしてnuroモバイルと争っている。

こちらはデータSIMの安さが光る。3GBならnuroモバイルよりお得だ

プランが非常に細かく分けられているのが特徴的。契約した後でもデータ通信量が多すぎると思ったら少ないプランへ、少なすぎると思ったら大きいプランへ変更すれば、自分にピッタリのプランを見つけることができるだろう。

2GB以上のプランならゲーム関連の特典もゲットできる。これも魅力的なポイントだ。

日本通信SIM

大手キャリアが安くなれば、MVNOはもっと安くなる!

日本におけるMVNOの先駆け、日本通信が提供するモバイル通信サービス。ユーザー目線で合理的な料金を実現することに心血を注ぎ、先頭を切って月額料金の値下げを実現させている。2017年にSoftBank回線の格安SIMが実現したのもこの会社からだ。プラン構成が変わることの多いサービスではあるが、常に試行錯誤を続けている証と言えるだろう。

プラン名月額料金高速通信容量回線
日本通信SIM 合理的シンプル290プラン 290円~1GB/月~docomo

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「合理的シンプル290プラン」は従量制のプランで、1GBまでならわずか月額290円で使うことができる。音声通話機能もついているぞ。

通話定額オプションやかけ放題オプションを追加して利用することもできる。オプション料金込みでもそれほど高くならないので、通話メインの方のコストパフォーマンスも高い。

しかし2GB以降の上がり幅が非常に大きく、1GBあたり220円もかかってしまう。幸いにしてデータ容量の上限設定が可能となっているので、上限1GBに設定しておくと意図しない支払いを防げて良い。

DTI SIM

安さにこだわるMVNO。お得さではどこにも負けない!

昔から格安さに定評のあるプロバイダー、DTI(ドリーム・トレイン・インターネット)が提供するMVNOのモバイル通信サービス。他社にあるサービスを、少し遅れて料金を安くして提供開始してくることが多い。10分かけ放題がセットになった音声プランや、毎日1.4GBのデータ容量を使える「すごギガ」といったユニークなプランにも注目だ。

プラン名月額料金高速通信容量回線
データプラン 2GB660円2GB/月docomo
データプラン 4GB825円4GB/月docomo
データプラン 8GB1,155円8GB/月docomo
データSMSプラン 2GB770円2GB/月docomo
データSMSプラン 4GB935円4GB/月docomo
データSMSプラン 8GB1,265円8GB/月docomo
音声プラン 2GB 1,485円2GB/月docomo
音声プラン 4GB 1,650円4GB/月docomo
音声プラン 8GB 1,980円8GB/月docomo

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注目はデータプラン 8GBで、その月額料金はLinksMateを凌ぐ安さとなっている。DTIの意地を感じられるプランだ。

機能的にはシンプル。面倒なことを考えずに使えるSIMと言えよう。

10GB~15GBで最安クラスのSIM

IIJmio

優れたプランとサービス品質の高さで業界をリード!

IIJ(インターネットイニシアティブ)が提供するMVNOのモバイル通信サービス。読み方は「アイアイジェイ・ミオ」。音声通話機能のあるプランは「みおふぉん」という愛称で親しまれている。余ったデータ容量の翌月繰り越しやバースト転送機能など、かゆいところに手の届く機能をいち早く取り入れてきた。お得な2つの通話定額オプションも魅力的。柔軟性が持ち味の格安SIMだ。

プラン名月額料金高速通信容量回線
音声SIM 10ギガプラン 1,500円10GB/月docomo,au
音声SIM 15ギガプラン 1,800円15GB/月docomo,au
音声eSIM 10ギガプラン 1,500円10GB/月docomo,au
音声eSIM 15ギガプラン 1,800円15GB/月docomo,au
SMS 10ギガプラン1,470円10GB/月docomo,au
SMS 15ギガプラン1,780円15GB/月docomo,au
データ 10ギガプラン1,400円10GB/月docomo
データ 15ギガプラン1,730円15GB/月docomo
データeSIM 10ギガプラン1,100円10GB/月docomo
データeSIM 15ギガプラン1,430円15GB/月docomo

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15GBならIIJmioの出番だ。エキサイトモバイルの12GBプランに月額200円ほど追加すれば、IIJmioの15GBプランを契約できちゃうぞ。

データSIMにおいては、eSIMを選ぶとさらに300円ほど安くなり、もはや他の追従を許さないレベル。eSIMは初期設定がやや難しいので中〜上級者向けだが、できる方は挑戦してみると良いだろう。

安いだけではなく機能的にも充実していて、使い勝手もトップクラス。

nuroモバイル

格安かつシンプル。SoftBank回線・au回線も選べる!

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供するMVNOのモバイル通信サービス。プラン構成がたびたび変わる妙なSIM。現在はVS・VM・VL・VLLというシンプルでわかりやすいプランと、月20GBのNEOプラン、そして格安の「お試しプラン」が用意されている。

プラン名月額料金高速通信容量回線
音声通話付き VLプラン 1,485円10GB/月docomo・
SoftBank・au
音声通話付き VLLプラン 1,790円15GB/月docomo・
SoftBank・au
データ通信+SMS VLプラン1,485円10GB/月docomo・au
データ通信+SMS VLLプラン1,790円15GB/月docomo・au
データ通信 VLプラン1,320円10GB/月docomo・
SoftBank・au
データ通信 VLLプラン1,625円15GB/月docomo・
SoftBank・au

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10GBの「VLプラン」と15GBの「VLLプラン」がある。どちらも安い。特に音声SIMはIIJmioよりわずか10〜15円だけ安い設定になっており、対抗心が見てとれる。

「Gigaプラス」で3ヶ月ごとにもらえるデータ容量は、「VLプラン」で6GB、「VLLプラン」で9GB。

docomo回線・au回線・Softbank回線の3つに対応しているのもアドバンテージ。対応端末をお持ちの方も、これから端末を購入する方もぜひ一度検討してみよう。

エキサイトモバイル

段階制と定額制、選べる2つの料金プラン!

XTech(クロステック)傘下となったエキサイトが提供するMVNOのモバイル通信サービス。段階制プランの「Fit」はデータ容量を無駄なく利用したい方におすすめ。月次プランの「Flat」も低容量〜中容量なら非常にリーズナブル。追加SIMにも対応しているので複数の端末を所有する方にはもってこいの格安SIMだ。

プラン名月額料金高速通信容量回線
Flat 音声 12GB 1,650円12GB/月docomo・au
Flat SMS 12GB1,617円12GB/月docomo・au
Flat データ 12GB1,540円12GB/月docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

このデータ容量帯ではエキサイトモバイルの安さもなかなかのもの。月次プラン「Flat」の12GBの月額料金は、なんと平均的な他社の10GBプランよりも安いレベル

これだけのデータ容量があれば、それなりにWeb閲覧やSNSを利用する方でも足りることだろう。これで月額1,000円代なのだから驚きだ。

SIMカードの追加も有料で行えるので、複数端末の運用にも良い。

20GB~30GBで最安クラスのSIM

日本通信SIM

大手キャリアが安くなれば、MVNOはもっと安くなる!

日本におけるMVNOの先駆け、日本通信が提供するモバイル通信サービス。ユーザー目線で合理的な料金を実現することに心血を注ぎ、先頭を切って月額料金の値下げを実現させている。2017年にSoftBank回線の格安SIMが実現したのもこの会社からだ。プラン構成が変わることの多いサービスではあるが、常に試行錯誤を続けている証と言えるだろう。

プラン名月額料金高速通信容量回線
日本通信SIM 合理的みんなのプラン 1,390円~20GB/月~docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

「合理的みんなのプラン」が2024年9月末にさらにパワーアップ。月20GBまで使えて、しかも月に70分の無料通話分(または通話5分かけ放題)も付いて月額1,390円という激安料金だ。

データ通信量は従量制となっており、月に20GBを超えた後は1GBにつき220円ずつ追加になる。できるだけ20GBを超えないように使うのが料金を安く抑えるコツ。

また従量制のデメリットとして、月のデータ通信量が余ったとしても翌月に繰り越しができない点は覚えておきたい。

イオンモバイル

プラン数と低価格で勝負する、イオンの格安SIM!

イオンリテールが販売するMVNOのモバイル通信サービス。少ない容量から超大容量まで、幅広いプランの選択肢があり、安さも素晴らしい。最大5枚までSIMカードを使えるシェアプランも用意されているので、ご家族での利用も◎。店舗でもネットでも申し込みが可能で、イオンの全国200店舗以上でアフターサービスが受けられる安心感もある。

プラン名月額料金高速通信容量回線
音声プラン 20GB 1,958円20GB/月docomo・au
音声プラン 30GB 2,508円30GB/月docomo・au
データプラン 20GB1,738円20GB/月docomo・au
データプラン 30GB2,288円30GB/月docomo・au

※表は横スクロールしてご覧ください。

イオンモバイルの安さも際立っている。「音声プラン」の20GBは月額2,000円を切っているし、30GBも月額約2,500円というのは30GBとしてはかなりの安さである。データ容量に余裕を持っておきたい方はこれを選んで見てはいかがだろうか。

追加SIMも利用できるぞ。追加SIMを利用すると「シェアプラン」となり、シェアプラン基本料金として330円のほか、音声利用料や追加SIM利用料もかかる場合があるが、大容量をご家族で分け合えるメリットがある。ご家族での利用を検討している方は候補に入れておきたい。

50GBで最安クラスのSIM

日本通信SIM

大手キャリアが安くなれば、MVNOはもっと安くなる!

日本におけるMVNOの先駆け、日本通信が提供するモバイル通信サービス。ユーザー目線で合理的な料金を実現することに心血を注ぎ、先頭を切って月額料金の値下げを実現させている。2017年にSoftBank回線の格安SIMが実現したのもこの会社からだ。プラン構成が変わることの多いサービスではあるが、常に試行錯誤を続けている証と言えるだろう。

プラン名月額料金高速通信容量回線
日本通信SIM 合理的50GBプラン 2,178円~50GB/月~docomo

※表は横スクロールしてご覧ください。

ここにきて日本通信SIMの攻めが止まらない。

「合理的50GBプラン」は、2023年11月に20GB→30GBにアップし、2024年9月末に30GB→50GBにアップしてきたプラン。しかもなんと月額料金が20GBのときのままの2,178円〜となっている。その安さは伊達じゃない。

これも70分の無料通話分か5分かけ放題を選択できる。

このプランもデータ通信量の翌月繰り越しはできないが、そんなデメリットも圧倒的な安さで吹き飛ばす勢いだ。

実効速度の面でも、ネットの口コミを見ていると混雑時間帯はさすがに遅くなるようだが、それ以外の時間帯であればおおむね良好だとのことだ。

長く赤字が続いていた日本通信も黒字化を果たし、これからは主要MVNOの地位を確立する可能性も出てきた。