月1,000円以下でスマートフォンを使える時代に!

料金や通信速度、機能などから比較し、格安SIM選びをサポート

バースト転送機能が使える格安SIMを比較

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バースト転送機能はIIJmioが搭載して以来、その効果の高さからユーザーにかなり評判の高い機能だ。最近になって他の格安SIMでも対応するようになってきた。

この機能は、高速通信がOFFの状態でも、通信の最初の一定量だけは自動的に高速通信にしてくれるというもの。メールやTwitter、LINEチャット、テキストメインのWebサイトなどであれば、低速通信時でも十分快適に利用することができるようになるぞ。

各SIMの比較・解説

IIJmio

優れたプランとサービス品質の高さで業界をリード!

IIJ(インターネットイニシアティブ)が提供するMVNOのモバイル通信サービス。読み方は「アイアイジェイ・ミオ」。音声通話機能のあるプランは「みおふぉん」という愛称で親しまれている。余ったデータ容量の翌月繰り越しやバースト転送機能など、かゆいところに手の届く機能をいち早く取り入れてきた。お得な2つの通話定額オプションも魅力的。柔軟性が持ち味の格安SIMだ。

バースト機能は、IIJmio系のSIMの大きな特徴だ。バンドルクーポンを使用しない時の最大通信速度は200kbpsに制限されるが、その状態でも最初の75KB分の通信には制限されることが無く、高速な通信ができる

過去のIIJmio meetingで、アプリごとにバースト機能適用時の通信速度の変化を計測した結果が公開されたり、バースト機能についての技術的な解説が行われたりもしているので、興味のある方はIIJmioの公式ブログ「てくろぐ」などを見てみよう。

エキサイトモバイル

段階制と定額制、選べる2つの料金プラン!

XTech(クロステック)傘下となったエキサイトが提供するMVNOのモバイル通信サービス。段階制プランの「Fit」はデータ容量を無駄なく利用したい方におすすめ。月次プランの「Flat」も低容量〜中容量なら非常にリーズナブル。追加SIMにも対応しているので複数の端末を所有する方にはもってこいの格安SIMだ。

このエキサイトモバイルもMVNEはIIJと見られており、やはり同様にバースト機能を利用可能だ

複数枚のSIMを使う場合、メインで使うSIMは高速通信をONにして、そうでないSIMはOFFにする…といった運用もありうる。この機能により、OFFにしたSIMでもテキストメインの通信であれば十分にスムーズさを感じることができるだろう。

OCN モバイル ONE

格安SIMの本命。OCNブランドの安心感!

NTTコミュニケーションズが提供するMVNO通信サービス。高いシェアを誇る有名プロバイダだけあって、この格安SIMも優れたサービスとなっている。選べる高速データ通信量は3〜4種類とやや少なめだが、バースト機能、専用アプリ、使いやすいかけ放題など機能面は完備しておりコストパフォーマンスは高い。光サービスの「OCN 光」やIP電話の「050 plus」との組み合わせもGOOD。今後もさらに利用者が増えそうな、格安SIMの本命の1つだ

業界シェアの高いOCN モバイル ONEにもバースト転送機能が追加され、ますます便利になった。

基本データ容量を使い切ってしまった時や、ターボOFF時(高速通信がOFFの時)でも、通信開始時の最初の150KB分は高速通信が行われる

バーストされる容量がIIJmioの2倍ある。データ量が少なめのWebサイトやSNSなどであれば短時間でロードすることができるだろう。

mineo

docomo・au・SoftBankの回線を選べて、機能も充実!

光回線の「eo光」などを展開している関西のプロバイダ、オプテージが提供するMVNOのモバイル通信サービス。docomo回線・au回線・SoftBank回線の3つのプランが用意されている。データ容量を家族で共有できる「パケットシェア」、誰とでもデータ容量を送り合える「パケットギフト」、それに「複数回線割」「家族割」など、機能的にもとても充実しているのもメリット。サービス内容で選ぶ価値のある格安SIMといえよう

mineoにもひっそりとバースト機能が搭載されている。これはmineoのオウンドメディア「マイネ王」の記事のコメント欄に公式アカウントがそのことを書き込んだことで明らかになった(その後「マイネ王」のスタッフブログにて詳しい仕様が公開された)。

200kbpsに制限されている状態でも、最初の75KB分はその制限を受けずに通信が可能だ。

NifMo

付加サービスによる「おトクな仕組み」が魅力のSIM!

ノジマグループとなった老舗プロバイダ、ニフティ株式会社が提供するMVNOのモバイル通信サービス。最近はコストパフォーマンスを重視したサービスを展開しており、特に7GB/月や13GB/月のプランの安さは素晴らしい。キャンペーンもよく行われているので要チェック。付加サービスも充実しており、中でも専用アプリ経由でショッピングをすると毎月の料金が安くなる「NifMo バリュープログラム」が非常に特徴的。

バースト機能により、通信開始後150KBまでは高速通信が可能だ

実効速度が結構速いと評判の高いNifMo。データ通信量が残っている時はもちろん、無くなってしまった後でも、なかなか快適な通信環境を得られることだろう。

ロケットモバイル

業界最安級で利用できるプランは、まさに「神」!

株式会社IoTコンサルティングが運営するMVNOのモバイル通信サービス。月額328円からという格安さを誇る「神プラン」が人気だ。一部プランを除いて法人・一般のどちらでも契約可能。利用中のプランをいつでもすぐに変更できる「今すぐプラン変更」もこのサービスならでは。

通信を始めた後の一定時間は初速バースト機能により、ロケットスタートのごとく高速で通信できる。Dプラン・Sプラン・Aプランが対応。残念ながらRプランは非対応。

なんと月間の高速データ通信量がゼロの「神プラン」でも対応している。短い時間だけ限界を超えた性能を出せるこのプランは、まるでどこかの漫画のキャラクターのようだ。使ってみれば使い勝手の良さがきっとわかることだろう。

nuroモバイル

格安かつシンプル。SoftBank回線・au回線も選べる!

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供するMVNOのモバイル通信サービス。プラン構成がたびたび変わる妙なSIM。現在はVS・VM・VL・VLLというシンプルでわかりやすいプランと、月20GBのNEOプラン、そして格安の「お試しプラン」が用意されている。

高速データ通信量が無くなった後の低速通信時でも、データ通信の最初の数秒は初速バーストがかかる。これにより、低速通信以上の速度が出せるとのこと。

nuroモバイルも実効速度にやや不安のある格安SIM。バースト機能は無いよりマシ、と考えるぐらいがちょうど良いかも。